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2023年08月02日(水)更新

上位概念で生きる人

昨日、門前仲町にJFMAの会長、副会長、事務局長、事務局関係者、園芸文化協会の皆さんが僅か集まり坂嵜様(サントリーのサフィニアの開発者)の園芸文化賞の受賞のお祝いを行いました。わたくは以前会長、事務局長の代理で授賞式に出席させていただきましたが、その関係でお呼びいただきました。

席が二つに分かれましたが、それぞれの席で話が続けられ、秋田料理の美味しさを味わいながらあっという間に3時間が過ぎました。

終わりに近づくころ、坂嵜様から日本の置かれている現状、何かにつけても不満ばかりの風潮、またそれをあおるマスコミなど、これらはあまりいいことではなく、日本を益々ダメになる方向へ走らせることになる。
今の日本が言われるほど悪いのかどうか、更には海外との比較ばかりでそれも本質的な比較でなく、あまりにも表面的なところでの比較論ではあまりに情けない。今の日本の現状を本質論でとらえ、自信をもって前に進めていくことが必要なのではないか、

私はこの話を坂嵜様から伺い、私も何時しか自分の事ばかり考える人間になってしまったと大いに反省をいたしました。
確かに私も日本の現状を嘆くばかりでありました。金輪際その考えを捨て、もっと素直に現状を見て考えていこうと決めました。つまり傍観者から当事者への転換です。
日本もいずれ物価がさらに上がるでしょうが、一杯3,000円のラーメンにはならないでしょう。基盤整備の面では自転車道路などの整備は行わなくてはいけないでしょう。現在日本中で進められている配管の耐震化、電信柱の地中化、豪雨対策など問題山積です。更に環境問題が伸し掛かります。これらを見て遅いというのは簡単ですが、国家、自治体からの十分な説明を受ければ理解出来ることは幾らでもあります。
思うほど日本は悪いのか、私は少し国家の事を後回しにしてきました。より冷静に、客観的にバランスよく見ていくことにします。

坂嵜さんありがとうございました。

 

2023年08月01日(火)更新

ブーケマシンアジアで二台目

昨日北海道にいる専務からメールが入りました。

シンガポールの古くからの御得意先様にブーケマシンが決まったとの報告でした。以前からお引き合いは頂いておりましたが、漸く受注に結び付きました。先月も以前からご使用頂いている機械のメンテナンスで出かけたばかりでした。
国内ではブーケマシンは1台しかありませんが、シンガポールでこの機会が決まれば後に続くことも考えられます。更に他の国にも広がるでしょう。今まで中国、マレーシア、シンガポール、などに花束加工機は出ていましたが、いち早く、単品束からのブーケへの移行となりました。ことによるとブーケの将来性は日本より高いかもしれません。素晴らしいご決断です。

今回のブーケマシンはベテランがいりません。一人リーダーがいれば、後の7、8名は全くの素人でも問題なくブーケを仕上げることができます。問題はデザインですが、これも一人上手にブーケを作る人がいて、ブーケの構造を正確に設計図に落とせば、後は機械がやってくれます。時間当たり300~500束できますので、ビジネスユースには最適な機械だと思います。

今から12月の納品が楽しみです。

これから海外の需要が増えてくるでしょう。それらに対応できるよう体制作りは益々重要になります。責任の大きさを実感しています。
 

2023年07月31日(月)更新

チャコモス

今、私の隣の机に5年前の苔がガラスの器の中で育っています。

チャコプランツ(用土:チャコボール、植物:観葉植物など)の一種として、チャコモスという苔の商品を販売しています。

今回インパックの花部門を改め、ピーターラビット™フラワーズを中心に商品化をすることにいたしましたが、苔もチャコボールとの組み合わせでピーターラビット™フラワーズ商品を企画できそうです。ガラスと苔とチャコボール+α(石など)を使い企画に入っています。今から始めても最低6ケ月から1年はかかると思います。ピーターの商品は一定の基準を満たすために、日本、イギリスの双方で許可が必要になります。手間暇がかかっても出来上がった商品にはピーターのマークと「Ⓒ Frederick Warne&Co.2023(例えば)」を付けることで正式なピーターラビット™フラワーズの商品となります。

チャコモスは従来行ったとおりに商品化は可能ですが、ピーターラビット™フラワーズの商品としてのチャコモス、チャコプランツとなるとコンセプト、商品デザイン、パッケージデザイン、販売ルート、価格など思考を一新する必要があります。

やりがいの多い仕事になります。
 

2023年07月28日(金)更新

ゆっくり休む

今週初めから貿易の社員が夏休みに入り、国元に帰省しました。
中国の方ですが、この4年は祖国に帰ることができませんでした。それまでは毎年お帰りになっていましたので、さみしい思いをしていたことと思います。

今回何時まで?と聞いたところ、8月21日までとの答えでした。一ケ月です。少々驚きましたが、それもあるなと思いました。今回は専務と話し合い、中国に戻ってから週に3日間は仕事をするそうです。確かに貿易の方でしたら可能だとも思います。実家であれば子供の心配もありません。きっと御両親が見てくれるでしょう。仕事もはかが行くでしょう。
これはなかなかいい考えです。長期休暇も実行できます。ゆっくり休んで欲しいと思います。

後は、貿易以外の人たちに対する休暇の取り方を考えていくことも重要になってきました。
 

2023年07月27日(木)更新

暑さの中で

この暑さはお花にとって多くの問題があります。天候が良ければ多く咲くことになり、価格の低下を招きます。更に欲しい時に花がなかったり、反対に溢れたりで思うようになりません。

さて、今回E-Con(切り花用折り畳みコンテナ)導入の入り口の輸送検査を輪菊、スプレーマム、カーネーションを使用し実施する予定でした。31日から始めるつもりでしたが、あまりの暑さの影響で花が思うように入らないことが分かりました。急遽そのスケジュールの予定を変更しました。私の不手際もありましたが、改めて自然相手の仕事の厳しさを痛感しています。今回のテストは生産地から卸売市場、更に加工メーカーへ輸送のシミュレーションを行うことになっていました。それぞれの場所での温度、時間を決め、冷蔵庫内で自動的に温度時間を設定し、規定の時間が来たら搬出し、今度は日持ち検査に入ります。価値のあるテストかと思います。

輸送検査は東久留米市、日持ち検査は都内の市場で行います。今回のテストは容器をプラスチックで行いますが、段ボールとの比較テストになっています

今回の暑さのため、テストが先送りになりましたが8月中には終了します。
 
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