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2021年12月16日(木)更新

アマリリスとチョコレート

毎年12月になると、会社から社員の皆さんにアマリリスの球根とチョコレートをお贈りしています。

アマリリスは20年ほど前から行っていました。そこにチョコレートが加わりました。今でも海上コンテナで引くことは可能ですが、現在では社員にお配りする分だけ、親しい球根の輸入会社から分けていただいています。
球根のアマリリスの特徴はほぼ100%咲く、という点でしょう。おまけに出荷前、低温処理を行っていることから、早いものは約1ヶ月で咲いてくれます、さらに1~3ヶ月あればほぼ全てのアマリリスは咲いてくれます。商品としても価値のある物だと考えています。
色も豊富になり、咲く花のサイズも大きく、花の数も多いときは5輪にもなります。更に運がよければ、咲き終わった後、もう一つ茎が伸び同じ様に大きな花を付けてくれます。更に一回り大きな鉢に植え替えると、かなりの確率で翌年も花を付けてくれます。
アマリリスは楽しみのある花です。

チョコレートは小平市に工場のあるメーカーのものです。このメーカーは数年前よりブラックサンダーという商品ですっかり有名になり、昨年はチョコレートの品切れが続き、一時は入荷をあきらめ、社員の皆さんに謝る覚悟でいましたが、ぎりぎり間に合わせてくれました。大きくておいしいミルクチョコレートです。小平は工場ですが、最近以前の事務所付近をきれいに作り直し、メーカー直販を始めました。いつ出かけてもお客様で一杯の店です。
今年は早くから発注し、予定通り入荷してきました。毎年の事ですが、今年も社員の皆さんにお持ち帰りいただくことができ、感謝しています。

アマリリスとチョコレート、どちらも楽しんでもらいたいと思います。

 

2021年11月26日(金)更新

フローラルイノベーション・TTタイマー人気!

昨日、展示会には多くの方にお立ち寄り頂きました。私どもにとって最もお越し願いたい方はTTタイマーに興味を持たれる方ですが、昨日は熊本のアリウムの生産者の方々にお越し頂きました。品質管理にTTタイマー(温度時間値センサー)を使用したいとのことです。球根の調達先であるオランダにアリウムを輸出したい、輸出する際、TTタイマーを添付し、品質の目視を図りたいとのことでした。購入者のオランダはTTIについてご理解いただく方が数多くおられます。素晴らしいことだと思います。年明けに早速、熊本へ出かけ、詳しくご説明することにいたしました。
切り花の品質は温度時間値で説明することが可能ですが、日本の場合、生産者から卸売市場・生花店までのTTI(温度時間値)は2,000を超える場合があります。それに対してオランダでは温度時間値を500以下に抑えようと考えている生産者がかなりいます。
インパックはエチオピアから花を輸入していますがそこにTTタイマーを添付していますが、TTI:600くらいで到着しています。

海外ではコールドチェーンが完成していることと、生産地から消費地へ輸送する飛行機や船で運ぶ技術が既に出来上がっていることでTTIについて関心が深いのです。
製品名「TTタイマー」は北大との共同研究の結果生まれましたが、これからは切り花業界を中心に食品業界に対してもお勧めしていくことになります。

 

2021年11月25日(木)更新

リアルの展示会

今週初め、2日間オンラインで展示会が開催されていました。日本食品包装協会主催のものでした。インパックはここに出展しましたが、引き合いはほぼないだろうと考えていました。ですが数社、それも日本を代表するような企業からの問い合わせ、引き合いをいただきました。従来の展示会と比べると1/100の経費でこれだけ引き合いを頂けるのであれば、今後もあると考えることができます。今回の出店商品は「TTtimer」でした。この商品は北大との共同研究の結果生まれたものです。花や食品の鮮度を目視で確認できる商品です。

昨日からはフローラルイノベーションがビックサイトの青海会場の特設会場で開催されています。昨年に比べると出展者、来場者ともに大きく伸ばしています。比較をするとすれば一昨年比でないと公平ではありません。昨日のコロナの感染者が5名を発表されていましたが、来場者数の拡大には影響があるかと少々期待しています。
オンラインと全く異なるのは、ここにいるだけで多くの花き業界の方がお越しになるため、ご挨拶が出来ます。さらに機械も実機を置いているものもあり、十分な説明も可能になります。その意味ではオンラインの展示会とともにビジネスチャンスが大いに広がります。
これからはリアル、オンラインともに目的に合わせ出展するのがいいのではと考えています。

今回の展示会には、顧問の西川様も高松から駆けつけてくれました。実にありがたいことです。

2021年11月18日(木)更新

近づく展示会

大きな展示会場で年間、どのくらいの展示会が開催されているのでしょう。さすがに昨年、一昨年と中止に至った展示会もあったようですが、今年はそのような中止の話は聞いていません。全て開催しているでしょう。
インパックが出展を決めている3つの展示会は、いずれも開催の予定です。来週になったフローラルイノベーション(東京ビックサイト)、来年2月のスーパーマーケットトレードショー(幕張)、同じく3月のFOODEX(幕張)、その他にも生花卸売市場が主催する展示会を含めますと、年間10回程の展示会に出ています。

展示会では自社の製品を並べ、またビデオで大型の機械の映像を流すことで、インパックの全てを知っていただきます。つまり自社のPRの場と捉えることができます。更に、多くの同業者や、関係する企業なども出展されていますので、他社の動向も確り把握する大事な機会となります。
また、展示会は今日のインパックを知っていただくのと同時に、明日のインパックを知っていただく機会でもあります。ホームユースフラワーの将来はどうあるべきか、ここをインパックは展示会で知っていただきます。
花束の製造場面で言えば、更なる自動化への方向性を打ち出し、花束加工の将来を明確に示すことが重要です。今回はそれを多くのモニターを使用し、ご理解いただけるようにしたいと考えています。また、品質管理を言葉ではなく、より具体的にご理解いただくことが重要です。今回は世田谷のIFRL(国際花き分析センター)の紹介を行ういつもりです。更に、花販売の場面では什器を並べ、多彩なブーケを用意し、見て分かる展示を心がけています。ほぼすべて自社製品で固めています。

明日のホームユースフラワー市場を提案し、ご理解いただけるようにいたします。

 

 

2021年10月06日(水)更新

株式会社守重本店HPオープン

守重本店はインパックの親会社です。

 

本店の本社はインパックと同じく東大和市にありますが、拠点のひとつが中央市場の世田谷花き市場内にあります。場所はセリ場のとなりにあります。

先日はセリ場から出てきた古い友人にばったり会いましたが、少しも知らなかったと言われ、少々反省いたしました。

 

ここのビジネスは切り花の「日持ち検査」をしています。勿論インパックで加工するエチオピアのバラの日持ち検査を定期的に行っていますが、それ以外に生産者の皆さんからのご依頼を受けたり、更に全国の加工メーカー、農業試験場からのご依頼を受け、日持ち検査を行っています。検査の方法は自動カメラで100検体を同時に行うことが出来ます。1時間に1枚、1日で24枚、それを二週間取り続け、更に12時間単位で昼と夜を再現しています。室温は25℃、湿度は60%です。

更に撮影したものは1~2分で再生するようにしています。ほぼ動画状態で、お預かりした検体の報告書と共にビデオ報告をしています。大変分かり易いと好評をいただいています。

更にお得意先様の鮮度管理に対するコンサル業務を行っています。ここはそういう事業領域における、日本に一か所しかない自動カメラでの日持ち検査場となっています。

 

今回申し上げたかったのは、守重本店のホームページが出来たことです。ぜひご覧ください。

守重本店HP

 

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