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2023年09月04日(月)更新

ついに来たかも

1日、2日と続けて保育園での行事がありました。また2日の夕方は北杜市にある三好さんの近くで毎年行われる会に参加することが決まっていました。本来2日に行くのですが、保育園の後出かけると決めていたことから2日ではなく、1日に出かけてしまいました。いくら待ってもお店は開きません。手帳を見直したところ2日がその日でした。完全にくるってしまいました。2日の午前中は保育園の体操の親子教室がありそこに参加したのち北杜市に向かいました。

また、この日は買ったばかりの昆虫採集用の網を持ち勇んで出かけました。虫かごを持ち、網を持ち、それ等を車に積んでいきました。

しかし、トンボくらいはいるだろうと勝手に決めていましたが、トンボ一匹、蝶一羽いませんでした。時期が過ぎてしまったのかもしれません。東京ではまだ、セミが鳴き、アゲハチョウも時々飛んできます。アキアカネもすっかり姿を赤くしてきました。

北杜市は気候が良く、秋の気配で姿を消してしまったのかもしれません。

三好さんの会に2日続けて出かけた私は2か月ほど前、同じメンバーが揃った坂嵜さんのお祝いの席にも前日出かけ、やはり2日続けました。相当脳軟化が進んでしまったかもしれません。参加された皆さんにも笑われ(疑われ)ましたが、妻は1人怒っています。
 

2023年08月21日(月)更新

世間の影響なし

一昨日午後から東銀座の歌舞伎座へ家内と行ってきました。

普段は能楽堂へ出かける機会が多くありますが、久しぶりの歌舞伎座でした。この機会は2年前に小学生の同級生の友人から年に6回観ることのできる会があるがどうかと誘われました。何も分からないまま入会しましたが、今は良かったと思っています。大体2ヶ月に1回のペースです。前回は急用があり4ヶ月ぶりの歌舞伎座となりました。
最近は猿之助さんの残念な事件もあり、何かと騒がれていますので、お客様の入りの方はどうか思いましたが、一昨日の状況ではまるで変化がなく何時もの通り満員でした。

歌舞伎のいいのは前提なしで明るく楽しいことです。もちろん贔屓の役者を目的で行く人もいますし、私のようにとにかく楽しい舞台を見たい、更に役者の演技を見たい、また、有名な役者ではありませんが、中には大勢の中から引き立つ様な役者を見つけることも舞台を見る楽しみの一つです。

今回は家内と友人の3人で出かける予定でしたが、友人は今回お休みとなりました。新門辰五郎では幸四郎と勘九郎の演技が冴え、緊迫感のある素晴らしい舞台でした。
次は11月の予定です。
 

2023年08月10日(木)更新

国立劇場 建て替え

国立劇量の建て替えの話が急になっています。
歌舞伎は年に数回ですが、友人との関係があり歌舞伎座で見る機会の方が多くありました。尤ここは歌舞伎ばかりでなく、雅楽、声明、沖縄芸能なども上演されています。今年は山田流筝曲の公演を見に行きました。ここは舞台も大きく周辺の環境も良く、日本の舞台芸術のメッカといってもいいところだと思います。

その国立劇場が今年の9月で50年となり建て替えの準備に入っています。昨日今日のニュースでは入札が二度ほど不調となっているようですが、いずれにしても建て替えが始まることになります。
場所は最高裁判所の隣に位置し、半蔵門に続くお濠の前になります。前の道は片側3~4車線の広い道となっています。おそらく日本でも風光明媚の場所だと思います。今度の建物はどのようになるのか分かりませんが、とても楽しみです。

私は一度、銀座の観世流の舞台のお披露目に出かけたことがありますが、晴れがましく、華やかで、舞台の初日は特別のものがあります。国立の舞台にも初日に出かけられれば素晴らしいですね。
 

2023年07月25日(火)更新

中村先生はJCの元理事長

お能は伝統芸能とされ、そのご宗家は何代も続く家柄となっています。最も長い系統は金春流のご宗家となっています。81世金春憲和先生ですがその祖は秦河勝という方です。丁度聖徳太子と同じ時代の方です。確か観阿弥、世阿弥の祖先も秦河勝と言われています。
観世流は25世、宝生流20世、金剛流26世とそれぞれの流派を継承しています。その中で金春流だけが秦河勝を初代として現在に至っています。

しかし、シテ方の能役者の先生方は必ずしも代々続く家ばかりではありません。一昨日海女でシテ方を演じていた中村先生は幼少期女流能楽師に学び、その後現在の高橋忍先生について学ばれました。余計なことですが、私も高橋先生にお稽古をつけて頂いています。おそらく40代の中村先生の略歴を見て少々驚きました。今から5年前に東京都狛江市の青年会議所の理事長を務めていました。能楽師は各地におられますが、青年会御所の理事長をお務めになった方は他に知りません。アクティブな方だという印象です。また先日の高橋先生の発表会でも中村先生はもたもたしている私に袴をつけて下さいました。親切な方です。

 

2023年07月18日(火)更新

初の能楽堂

夏はお能の閑散期というのが通り相場でした。しかし先週能楽堂に出かけた国立能楽堂だけの番組を見て驚きました。土日は勿論、一分平日、休日もほぼ埋まっています。
これも能楽堂が昔の能舞台と違って大きな建物の中にしっかり納まり冷暖房の効いた見所で観能できるからだと思います。能楽堂主催のお能の会はいつ来ても600席ほぼ満席です。
この事実は素晴らしいことです。多くのコアのファンがいるからでしょう。

能舞台が能楽堂へと切り替わったのはいつの事でしょうか。明治14年芝公園の中に日本で初めて建物に納まった能楽堂が建てられました。きっかけとなったのは明治になり幕府や各藩からの補助を受けていた能役者たちはそれらを断たれました。衰退の一途でしたが、海外視察に出かけていた岩倉具視が能楽社を作り芝公園内に初めて能楽堂を作りました。海外のオペラに匹敵する舞台芸術はお能と定められました。海外からの賓客や昭憲皇太后はじめ多くの皇室関係者がお出ましになりました。

この能楽堂は現在靖国神社内にあります。建物の中ではなく雨ざらしの状態ですが、能舞台と橋掛かりが残っていて今でも季節に応じ能舞台で靖国神社の行事が行われています。4月には夜桜能が行われています。

この建物の近くに桜開花の規準木があり、毎年桜の開花時期建物の一部が見られますが、運がいいとテレビの画面から謡が聞こえてきたりします。そんなことから私は開花時期にテレビを見るのが楽しみになっています。
 
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