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2021年09月07日(火)更新

花と温度時間値


今朝の東大和は真っ青な空のもとになりました。本当に久しぶりの晴天です。10日ぶりくらいでしょうか、強い雨ではありませんが、本当によく降りました。私もこんなに長く車を洗わなかったことはなかったかもしれません。

今市内のあちこちにキバナコスモスが咲いています。車を走らせていても天気のいい日のキバナコスモスは一層色がさえている気がします。また雨に打たれていた関係もあり、キバナコスモスに限らず、その植物も暑さの後急に元気になってきました。

あまりに熱いと植物も何か元気がなく、また成長しない種類もあるようです。室内にあってもそうです。何年か前に経験いたしましたが。部屋の中で温度が38℃になっていました。
その時机の上に飾っていた百合の花びらがみんな落ちていたことがありました。数日家内が留守で夕方家に戻った時の光景です。百合の花は丈夫な花ですが38℃には参ってしまったようです。

今、私が知りたいのは温度時間値と高温(30℃以上)との関係です。通常20℃とか25度Cの様な温度帯では温度時間値は有功であることはわかっていますが、夏場のドライのトラックの中は45℃以上になります。この時は30℃以下の温度時間の延長とみるのは危険の様です。世田谷(IFRL:国際フラワー分析センター)で調べていくつもりです。

2021年09月06日(月)更新

枯らした盆栽


4年前まで、それまで熱心にやっていた小品盆栽約500鉢を全て鉢と樹木を切り離し、盆栽の棚をきれいに整理しました。
その二年ほど前まで、私は2年で10数回の入退院を繰り返し、毎日水やりを繰り返していましたが、それが一切できないことになり結果、二年間ですべてを枯らすことになりました。本当にひどい事をしたと大反省中です。

最近、私の盆栽がだめになっていく過程を見ていた方がいることが分かりました。盆栽はどんなに小さくても見えないところに工夫があり、鉢の底にはネットを敷き、更に鉢の底から
針金で鉢と樹木を確り固定しています。枯れた場合、その鉢と樹木、針金、ネットを分けないと整理がつきません。それが少々暇を見つけながら1年以上かけ、全て片付けました。
ちょどその時、再度お尋ね頂き、鉢を引き取ってもいい、と言ってくれたそうです。私の留守の時の話です。
その方と昨日お会いしました。お会いできたのは全くの別件でしたが、近くにこの様な方がいたとは知りませんでした。わざわざその方が出された歌集をお届けいただいたのです。
年齢は私より少し上の方ですが、生きてきた場所も近くであり、好みも少々似たところもあるようです。今後いい話し合い相手出来た様です。歌集を読ませて頂きよくわかりました。

枯らした盆栽が仲を取り持ってくれたようです。

 

2021年09月03日(金)更新

業界活性化は異業種から!

このところテレビで花の仕事が紹介されることが多くなってきています。

クランチスタイルのサブスクについては言うまでもなく、ここのコマーシャルは大変人気があり、多くの人たちの評判となり、益々会員数を増やすことになるのではないでしょうか。
また、先頃のワールドビジネスサテライトでは日比谷花壇さんの花の自動販売機の件が取り上げられ、これもまた評判になっています。
過去35年間花に関わる仕事をしてまいりましたが、テレビに出て来る花で話題にすることはほぼありませんでしたが、素晴らしい事実です。

更にここに来て、多くの異業種の方々が花に興味を持ち、花の販売を計画していることを知りました。多く自社で会員を抱えているか、特定の層の顧客をお持ちになっているかどちらかです。それぞれお持ちの会員の方々に花を販売したいとお考えの様です。
更に他の商品で成功を収められ、その顧客層に対して花を提供するわけです。

クランチスタイル始め、最近のサブスク、ギフトのオンラインビジネスに参入されている方はほぼIT関連の方々です。花き業界が大きく変化する前兆かもしれません。
 

2021年09月02日(木)更新

天候不順とオオクワガタ


8月のお盆前から全国的に天候が不順になっていました。オリンピック前には北海道で35度を超え、富良野市に住む専務の家にはクーラーがなく、大分参っていました。
その後17℃となり、ZOOM会議で彼はダウンを着ていました。
その後の長雨ですっかり過ごしやすくなったり、35℃に戻ったりの後、昨日はついに東京でも19℃になってしまいました。

この温度変化になかなか対応できないでいるのは我が家のオオクワガタです。ついに2匹が死んでしまいました。もっともこれは寒さのせいなのか寿命なのか不明ですが、購入する際、聞いたところでは昨年の6月に生まれたものでした。オオクワガタは、3年は生きると言われていますが、中には2年目に死んでしまうものもありそうです。
このところの寒さですっかり元気を失った他のオオクワガタも中々外に出てきません。元気な時は餌を毎日食べ尽くしますが、このところ3日に一回で済んでいます。見ればいつも餌台の下にうつ伏せになったり仰向けになったりして寝ています。

出来るだけ消耗しないようにしているようです。たまに餌台にしがみつき餌を食べているのを見るとホッとします。

 

2021年09月01日(水)更新

当事者と傍観者

月初朝礼での話です。

我が社を取り巻く環境はコロナを始め、原材料値上げ等内外の様々な出来事が起こり厳しさを増してきました。

さて今日は当事者と傍観者の話をします。
天下・国家の問題は、自分とはほとんど関係なく第三者の立場で客観的に、つい見ていないでしょうか。菅首相の事などまるで傍観者のような印象で話しているときがあります。しかし私の申し上げたい事は、自分を取り巻く環境の中でほぼすべての出来事に対して傍観者ではあり得ないということを申し上げたいのです。
私たちは仕事場や家庭の中で、子供たちは保育園や学校の中で、さらに地域の中で、更に広く東京都の中で、日本の中で、更にアジア、世界、宇宙まで含まれると考えますが、我々は違いなく家庭から宇宙までのくくりの中で、複数存在しています。会社や家庭の中に存在していることは直接理解できることになりますが、市内、東京、国家、ましてや宇宙などとなるとその関わりはほとんどなく、完全に傍観者的な立場に立つことになります。
問題なのは会社では当事者であるが、宇宙は関係ないという事はあり得るでしょうか。将来宇宙ゴミがいきなり地球に降ってくることはどうやら事実の様です。菅さんのコロナ対策は他人事なのか、そんなことはないのです。
私たちはどんな小さな集団(家庭や会社)の中にあっても国家や世界の様な大きな集団のなかにあっても全て当事者なのです。私たち会社の仕事は当事者であるが、国家の事は関係ないなどと考える思考はいささか危険であると考えています。
問題は大きなくくりの中では傍観者でいいという考えを追求していくと、家庭にあっても、仕事にあっても全て傍観者的な思考と行動になってしまいます。反対に宇宙、世界、国家の出来事を当事者と捉えてみていくと、全てが当事者的な思考へとなってきます。
反省を交えて申し上げれば、子供が育っていくとき、子育ては家内の仕事のように考えていました。当時は家庭の出来事も明らかに傍観者の様な発言、態度に出てしまっていました。
無責任極まりない、となってしまいました。仕事の現場でもそうです。仕事だけ当事者で、市の出来事は関係ないとは考えられないのです。市内の出来事を傍観者と考えていると仕事のことも傍観者になってしまいます。
仕事で見事な当事者になるためには、世間で起こる様々な出来事にも注意を払い、当事者となっていきましょう。
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