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2023年04月18日(火)更新

20本のバラのスパイラルブーケ

今朝会社に来てみると男性社員の机の上に小さなブーケがおいてありました。社長からの誕生日プレゼントでした。全社員にお送りしているようです。よく見ると小輪バラ20本のかわいいブーケでした。20本の小輪のバラの場合、スパイラルブーケにすると直径20㎝くらいで済むことになります。

私は以前から小輪のバラの利用は高まると感じています。お花の場合、大きくて長い花が最良と言われています。確かに結婚式や様々なパーティーなどディスプレイなどには花は大きく、茎は長く、が原則でしょうが、家庭での使用や友人同士のギフトなどはかわいい方がいいと思います。もっと言えば小さなサイズの方がギフトに向いています。以前から私はお花もそのものの価値で判断された方がいいと考えています。
小輪のバラは日本ではあまり商品になっていません。反対にオランダ、イギリス、ドイツなど花の販売が盛んな国では1系統のスーパーマーケットで3億本のバラを販売するスーパーが何系統もあります。国内のバラの消費量は2億本弱ですから考えられない数量です。ヨーロッパで60億本販売されるといわれていますが、本当にそうかもしれません。これだけ販売するヨーロッパは価格で勝負していますが。

品質も良く、色も豊富にあり、長さも30~40㎝のバラは日本にあってはもっと違った商品開発をすべきでしょう。前述の20本のミックスのブーケは最適です。また、10本、12本のボックスフラワーなどいろいろありそうです。
 

2022年08月26日(金)更新

チャコプランツは室内用

昨日、インテリアコーディネーターの方とお話をいたしました。とても優秀な方で、大学を出た後に建設関係の会社などを経て、最終的にインテリアデザインの仕事を主として独立し今日に至りました。更に家具のデザインなども手掛けているとの話でした。

私は切り花の仕事を行っていますが、主としてお使いいただける場所はお家の中です。商品を作る際、どのような花瓶に活けられ、どのような場所に置かれるかを考え開発を続けています。最近は切り花と共にチャコプランツ(チャコボール:インパック独自の用土)の開発も熱心に行っています。こちらは切り花と異なり、長く楽しむことの出来るものです。私共の開発商品の中で最も特徴あるのは用土(チャコボール)です。炭とセラミックを混ぜ、高温で焼き上げたものです。炭を使用している関係で炭素貯留も可能となり、更にホルムアルデヒドなども吸着する事から、家庭内に置かれても全く問題がありません。また、容器を変える時、チャコボールは何度も使用することが出来ます。その意味でも経済的な用土です。

このチャコプランツは室内園芸に適しています。ガラスの容器を使用することが多くありますが、用土の墨色と植物(主にミニ観葉)がとても似合っています。小さいため場所も取らず置くことが出来ます。昨年暮れにロータリークラブのクリスマスのプレゼントにご用意いたしましたが、多くの方から今も元気でいるお話を伺うことがあります。水はけもよく、この用土は給水も得意ですから水やりが楽になります。

今後は、この用土などを利用した寄せ植えを企画したいと考えています。
 

2022年08月03日(水)更新

ガーデニング用品

箒、竹ぼうき、塵取り、手袋等々、様々あるガーデニング用品の多くはホームセンターで販売されています。この世界はほぼすべて規格品で、別注品はありません。結果使い易いものに中々当たらないことになります。

確かに使用者側にとっては、みんな背丈が異なります。勿論手のサイズも異なります。決して特注品ではありませんが、12、3年前にイギリスのRHS印の革製の手袋を購入したことがあります。丈夫な革でできていて、庭の石や、土をどかすのにとても適しているものです。10年を経て今でも使用しています。よく売られているゴムと布から出来ているものと比較すると価格は確かに10倍以上ですが、持ちが圧倒的に異なります。このように使いやすさ、丈夫さで圧倒的に上回っているのであれば10倍はたいしたことはありません。

また箒などは材質を選ぶことで、もっと掃きやすい、塵取りも背に合わせた使い易さを取るなら、これらは特注品でいいのではないでしょうか。

それであれば恐らく価格は5倍、10倍ほどになってもいいと思います。My箒、My手袋など、使い易さが本物なら高いものでもOKです。
 

2022年07月26日(火)更新

100本のバラのブーケ

昔の話です。メリコの論理と言われ、何のことか分からず聞いたことがありました。

メ:目立つか
リ:理解されるか
コ:好感を持てるか

これらはパッケージを開発する際、上記の言葉を下敷きにして考えてはどうか、と言う事でありました。その後、常に「メリコ」を考えながら商品開発や、パッケージを決めてきた気がします。

しかし、今は花の包装資材、デザインなどから花そのものを商品化することが多くなりましたが、花にも同じことが言えると確信しました。
例えば、100歳だから100本のバラを送りたいというご希望があることも分かります。しかし写真を撮ってすぐ分かるのは、100本のバラは送る側の気持ちがかなり前面に出ている気がします。100歳だから100本のバラのブーケは余りに大きく、受け取った方に少々負担がかかります。ブーケだけが目立ってしまいます。
メリコで言えばとても「だち」ますが「かい」されたり、「ウカン」を持つところに至らないのかもしれません。おそらく100歳だから100本という少々乱暴な理由だけでは美しくならない気がします。例え10本のバラであっても、優れたパッケージと共にブーケが作られていれば、その方が良いのかもしれませんね。
 

2022年05月10日(火)更新

サントリーフラワーズ ムーンダスト

ブルー系の四色を持つカーネーション「ムーンダスト」はサントリーフラワーズの大ヒット商品です。今年もインパックはムーンダストを使用したブーケの販売を行っています。
四色のブルー(薄い順に:アクアブルー・ライラックブルー・プリンセスブルー・ベルベットブルー)はどれをとっても魅力的な色になっています。このムーンダストは消費者の皆様にもっと訴えていい商品と考えています。
カーネーション、そして母の日といえば赤のカーネーションが圧倒的な販売を示していますが、近年様々な色合い、形状のカーネーションが発売され、赤一色の時代からかなり多様化しています。みどり、白、黄色、二色の以上の色を持つもの等、着色により生まれたレインボーなどは様々な色を出すことが出来ます。更にこの時期カーネーションは海外、特にコロンビアからの輸入が国産を上回り、切り花の世界の将来を予見するような環境になっています。バラを始め、様々な花が母の日に利用され始めましたが、なんといってもカーネーションは力強く販売されています。

*インパックはサントリーフラワーズの代理店を務めています。
 
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