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2023年01月31日(火)更新

楽しみ

来月15日(日)は今では少なくなった式能が上演されます。
式能は江戸時代にあっては江戸城の中で将軍を迎え、上演されるお能五番仕立ての舞台です。今回は翁付き五番仕立てとなっていますので、翁を筆頭に残り四番お能が上演されます。現在、お能の流派は5流あり、五番上演されると各流派一番ずつ担当されることになります。五流派は観世、金春、金剛、宝生、喜多流から成り立っています。

更にお能とお能の中間には狂言が上演され、更に舞囃子なども上演されます。江戸時代もそうですが、今でも式能が上演されると朝、9,10時から夜7時まで行われます。見る側でもかなりの体力を必要としますが、チケット会に言わせると私のチケットが最後の1枚であったようです。

テレビで翁が見たことがありますがほんものは初めてです。「能にあって能にあらず」と言われていますが、格別ストーリーはなく天下泰平を祈るものになっているようです。まかり古い形態を残しています。一番見るだけでも寝てしまいますが、5番もあり、更にその間に狂言などがあり、楽しみは楽しみですが、居眠りの出ない様にしたいと考えています。
 

2023年01月30日(月)更新

ロータリーの花(果?)き部会

先週末、ロータリーの仲間数名が集まりました。ロータリーは異業種の集まりですが、この時は花き関係者と果物関係の集まりとなりました。広い意味では農業関係者と言う事になります。紀尾井町には更にもう一人園芸関係の方がおられるので次回は6名になるはずです。

この様に同じ業界の方々が集まるといつものロータリーとは違う話題、違う雰囲気になります。
お花の話は何と言って卸売市場の社長、と小売り大手の社長から色々伺いました。またデザイナーの先生は海外で活躍された話を伺いました。私の場合はブーケの機械化の話をいたしました。私がこの日最も驚いたのは、ラズベリーの栽培をなさっていた生産者が花き生産もされていて、そのことをお二人の社長共によくご存じであったことです。更に生産者のところに伺う話もあっという間に決まりました。流石に仕事に熱心な方々です。

この様に小さな単位の食事会は面白いものです。まだ一回目でしたが、ロータリーの仲間という事もあり、大いに盛り上がりました。次回が楽しみです。
 

2023年01月26日(木)更新

マイナス9℃

今朝、早め(6時過ぎ)に会社に出るために車に乗りましたが、車についている温度計はマイナス9℃になっていました。私の知る限り記録です。今までマイナス7℃はありましたがまるで凍てつくようなという表現が当たっていました。肩をつぼめながら車に乗り込みました。会社に来てみると温度はマイナス5℃になっていました。会社のある場所は建物が続いていますので東大和の北側にある自宅から見ると多少温度が緩むのでしょう。それにしても市内でのマイナス5℃も驚きです。

現在、国道や高速道路は大変なことになっています。それにしても24時間以上車の中で動かずに車の中にいるのはつらいはずです。早く復旧願いたいものです。西に向けて出荷する荷物は着日の保証が出来ないと言って断られました。
そのような中で多くの雪の降る地域では、除雪作業を繰り返し返し行っています。一部渋滞を起こしている場所を除くと多くは除雪の恩恵にあずかっています。実にありがたいことです。今回京都付近での事例は当事者の皆さんのご苦労は大変なことですが、実は例外的に厳しい現実です。
能登事業所も雪に縁のある地域です。この周辺の道路の管理はそれぞれ市や県が担当していますが、朝までには除雪が終了し、工場内の敷地も駐車場を中心にお願いしている企業が連日のように処理しています。感謝しています。
 

2023年01月25日(水)更新

価格重視から品質重視へ

今朝の東大和はマイナス4℃でした。予報通り大分冷え込みました。自宅で経験した最低温度はマイナス7℃でしたから、まだ寒くなる可能性があります。

さて、お花の事になります。私共はホームユースの花を追求する会社ですが、基本はスリーブ(花袋)の生産販売と切り花の加工、包装機械の輸入販売、一部生花販売が主体となっています。今現在、ホームユースの花はスーパーさんなど量販店で販売されていますが、価格が大きく問題になっています。私は過去からの流れは大事にしなければいけないと考えていますが、環境変化が様々出て来る中で、本物の商品開発が必要な時期に来ていると考えています。

環境変化は①生産者の減少、②結果、価格の高騰、③輸入切り花も現在高くなっていますが、為替問題 もあります。④販売価格の低迷などがあげられます。
過去からの商品(仏花)などはこれからも大事なものとなりますが、様々な変化の中で全く新たな商品開発が必要かと考えています。現在コストコ入間店などでは将来を予見するような商品、価格体系となっています。価格も1,000円中心として、500円台から2,000円までラインアップされています。

これからは価格重視から品質重視の時代へと変化させることが重要となります。

 

2023年01月24日(火)更新

チャコボールの将来性

以前にも一度触れたことがありました。
昨年、ピートモスが今後生産が難しくなるニュースが世界を驚かせました。イギリス、スエーデンなどは確実に生産中止となりました。現在リトアニアのものが入荷していますが、今後大地を掘って生産することが一層難しくなることが想像できます。
現在オランダではピートの代わりの人口用土を開発していると聞いていますが、まだ完成したとは聞いていません。

チャコボールはインパックの用土ですが、完全に人口用土です。900度近くで燃焼するため、衛生的で安全な用土となっています。セラミックとおが屑から出来ています。これらの材料はピートモスに比較すれば、循環的に使用することが可能で、出来上がった商品(チャコボール)自体はリユースが出来ます。この商品は製造場所の群馬でSDGsの認定を受けており、環境配慮型の商品となっています。
チャコボールの使用方法には大きく分けて二つの流れがあります。一つはチャコプランツ(チャコボールを使用した鉢植え)のように植物と一体となって開発する商品、もう一方は生産者の方が農場で使用する用土としての使用方法です。この場合、何度も使用できますが、洗浄、殺菌の施設が必要になります。その代わり使用量は大きくなります。

現在は圧倒的にチャコプランツとして利用されていますが、生産者用に生産するか否かはっきりさせるところです。
 
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