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2022年03月31日(木)更新

朝礼

インパックの朝礼は毎朝15分ほど行われます。

能登事業所と入間のIFL(国際フラワーロジスティック)2か所の工場を除く全ての拠点をつないでオンラインで実施されています。また、在宅の場合は自宅から出る方もいますので、7~8か所で行われます。北海道から福岡まで、出先を含め、一つのディスプレイに全てのメンバーが出ることになります。

今までは拠点ごとに行っていましたが、半年ほど前から全拠点が参加する方法をとりました。それもそれぞれの役割を順番に変えながら、参加者全員が司会をしたり、3分間スピーチをしたり、朝の挨拶や、「ハイ」の練習など全員が参加しています。

やってみてよかった事は北海道から九州まで同一時間に同じことが出来ることです。北海道からは時々大雪の様子を見せてもらい、福岡の大雨などはその場で話を聞くことが出来ました。全員が同じ話、同じ場面を共有出来ることはとてもいいことだと感じました。

これを機会に3分間スピーチを取り入れ、特に若い人たちが3分間持つかどうか心配していましたが、全く心配無用でした。適切な話題をいつも聞くことが出来ます。みんな話上手で感心しています。

コロナのお陰で2,000キロを結ぶ朝礼ができるようになりました。素晴らしいことです。

 

2022年03月30日(水)更新

花は「愛と平和」の象徴

戦争が終ったイラクで実際にあった話です。
イランの国中あちこちに破壊された戦車、銃器などが散在していました。ある時、政府はそれらの戦いの残骸を一か所に集めそれらを使って何か芸術作品を作ってほしいと国内の若手芸術家を集め、作品の依頼をいたしました。

大きな作品が多い中で、一人の青年が銃口を工夫し一輪挿しを作りました。そこには一本のバラが飾られていました。その青年に「なぜ一輪挿しを作ったのか」と聞いたところ、「花は愛と平和の象徴だから」と答えていました。「愛と平和の象徴」戦いを経験した直後の言葉に感銘を受けました。

ソ連が弱体化した時、旧ソ連に組していた多くの国々はロシアを離れました。プーチン大統領はそれらの国に対して元のソ連邦のようなイメージをもって事に当たっていたのでしょうが、既にNATO軍に入ってしまった国に対しては如何ともし難く、恐らくプーチン大統領は焦っていたのでしょう。このままではすべてNATO軍に囲まれてしまいます。
だからと言って戦争を正当化するつもりもなければ何もありません。しかし西側は完全にロシアを追い詰めていたことも事実です。

私の考えはロシアも完全な民主化を図り、西側との価値の共有化を図ることです。少なくとも他国に対して銃口を向けることなどがない方向へ言ってほしいものです。
 

2022年03月29日(火)更新

花ギフト「バンビーナ」広がりそう

花ギフトはどうしても価格が5,000円、運賃別途というのが条件となります。中には8,000円、1万円も普通にあります。多くのショップではそこに力を入れ、様々な工夫をしています。

インパックでは本年、バラギフト「バンビーナ」を発売いたしました。多くの中から選ばれたエチオピアンローズを10本にしてパッケージされています。デザインは社内のデザイナーの秋山さんに頼みました。優れたボックスに仕上がっています。
勿論ボックスは再生可能な紙を使用しています。更に夏場でも萎れないように根元処理はオアシスを1/3使用し、300ccほど給水しています。オアシスはゴミとして処理可能となっています。ボックスと花は底面に数か所あけた穴で、バラとボックスを固定しているため反対になっても崩れない構造になっています。

このバンビーナの開発目的は企業の社長様が社員の皆様に誕生日に花を贈る習慣を作ろうとしたことによります。もう既に実行なさっている方もいますが、私もインパックの社長も始めました。花ギフトは運賃込みで行くと最低6,000円ほどになりますが、今回のバンビーナは運賃を加えても3,000円台(3,800円)です。

日頃の感謝をこめて社員の皆様にお花を贈る!こんなに素晴らしいことがありません。
花ギフトはお送りし始めて、その素晴らしさを認識する事ができます。

 

2022年03月28日(月)更新

ビザンチンハーモニー

ビザンチン帝国はローマ帝国が二分割された395年に始まった国家です。首都は今のトルコのイスタンブールです。その当時のイスタンブールは当時コンスタンティノープルと呼ばれ東ローマ帝国の首都となっていました。

勝手な解釈をすれば、ビザンチンハーモニーとは東ローマ帝国の根底に流れる国家経営の要ともいうべき思想となっています。それは国家元首たる皇帝と宗教上のトップ、つまり正教会の総主教が手を取り合い、国家の繁栄と人民の幸福を願うことをビザンチンハーモニーと言います。国家元首と総主教は言い換えれば、政治のトップと宗教上のトップをさします。

今回のロシア、ウクライナの事を例に取れば、ロシアではプーチン大統領とキリル総主教、ウクライナではゼリンスキー大統領とオヌフリイ総主教それぞれが国家を発展させるべく努力しています。今回の戦いで言えば、同じ宗教を持つ国同士が戦うことに矛盾を感じますが、ロシア、ウクライナともにビザンチンハーモニーの国なのです。
恐らく熱心な信者は毎朝それぞれの国で自らの国が勝利することを祈っています。それはそれぞれ独立した教会であり、独立した国家であるからです。自らの国家元首に勝利の祈りを捧げていると思います。

理屈はこうなりますが、早く収束させてほしいです。
 

2022年03月25日(金)更新

一段落の間に

春のお彼岸も終了し、母の日迄での間、多少の余裕が出てきました。しかし実際のところ母の日は目の前にあり、その準備の為ゆっくりすることはできません。

母の日前の最も忙しい日と通常の1日を比較すると、人によっては20倍の開きがあると言われます。実際には10倍くらいでしょうか。昔聞いた話では、母の日は花屋の信頼をなくす日などといった方がおります。確かにそういった側面がないわけではありません。しかし生産者、市場、小売り、加工メーカー、輸入業者等の花の業界の方々は、母の日の商戦に真剣に取り組まれています。
実際、カーネーションなどの事前調達は全ての段階で行われています。またブーケ、アレンジ制作などの作業も花の鮮度との兼ね合いもありますが、母の日前からその作業は行われています。おせち料理やお菓子の様に、より速く製造加工を行うようなことは切り花の性質上出来ません。
しかしインパックでは、母の日のブーケ、彼岸などの仏花の製造をいつの段階までさかのぼれるか、更に製造した花の日持も1週間程度保証できるか、など方法を探っています。現在分かっているのは、原体保管の温度条件などです。しかしそれは単品の事で、ブーケなど数種の切り花をミックスした商品の保存期間はテストを繰り返す必要があります。製品保管が可能になれば花販売の前提が大きく変わることになります。

難しい課題ではありますが、何とか成功させたいと考えています。
 
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