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2021年07月28日(水)更新

オリンピックで感じたこと


紛れもなくオリンピックが開催されています。
始まるまではやめた方がいいと考えていたことも事実ですが、選手たちのほぼ神業と言えるような姿に出会うと、つい感激しています。家に帰ってまず家内に聞くことはオリンピックどうなっているというのがここ数日の口癖になっています。


それにしてもソフトボールの金、スケートボーストリート女子の13歳の金メダル、卓球混合の金など感激する事ばかりです。スケボーに13歳の代表がいることに至っては、驚きしかありません。また、柔道女子では銀メダル、銅メダルをとっても悔し涙でのインタビューなどはもうやめた方がいいですね。素直に喜んではどうでしょう。柔道だから金が当たり前は他国で柔道をやっている人に少々失礼な気がします。柔道はもっと開かれた方がいいと感じます。柔道界、指導者の問題です。悔しさはベッドの中で一人やってください。


私が最も驚いたのが体操の内村航平さんでした。なぜ落ちたか、諸説ありましょうが、私は落ちるべくして落ちたと考えています。内村さんはじめトップクラスの人たちの演技は生半可なものではありません。高度な技を披露し、高得点を挙げるには全てが整っていなければなりません。頭の中も身体も、全てが緊張した中でもコントロールされ、一部の隙も許されないのです。頭で分かっていても今回は体が付いていけなかったのでしょう。やはり年齢によるもので、もう彼は世界の最高難度の技を行なえない年齢に達していたのではないでしょうか。それが不幸なことにオリンピックの初めの演技の時に出てしまいました。あと数日遅れてくれれば彼は間違いなく金メダルでした。しかし彼はわかっていたはずです。勝手を言わせて頂ければ後進に後を譲る年齢になっていたのです。

いきなりですが白鵬も同じです。彼は内村さんよりもっと極端に出るでしょう。大けがをしないうちに、即引退すべきと考えていますが、いかがでしょうか。

2021年07月27日(火)更新

小川孔輔先生


昨日家に帰ると一冊の本が送られていました。かなり頑丈な包装形態でしたので、アマゾンとは違うなと思いましたが、また、待っている本でないことも理解できました。
送り先は日本生産性本部で、この半年、朝食会に参加していますが、これはその参加者に贈られてきたものでした。

カッターとハサミで開封しました。いきなり目に飛び込んできたのは小川孔輔先生の書かれたものでした。先生がおそらく、この10年程熱意をもって研究していた顧客満足について書かれたものでした。しかし、これは通常私たちが口にするCSとは異なっているものです。
日本版顧客満足度指数のガイドブックになっています。

本を見て直感したのは小川先生のご努力でした。先生とは花を通して過去30年近くお付き合いをいただき、JFMA(日本フラワーマーケティング協会)の設立当時からお世話になり、先生は会長を続けられ、私は10年程副会長を務めました。私にとって先生は、花関係者としての先生ですが、その間も先生は花き業界以外のマーケティング研究を始め、大学院を作り、たくさんの本をお書きになり大活躍でした。素晴らしいと思います。

小川先生~小川孔輔のウェブサイト-『サービスエクセレンス』生産性出版 6月25日発売


 

2021年07月26日(月)更新

ビクトリーブーケ


オリンピックが始まるまで、コロナ下で無理無理行なわなくてもいい、といった声もあり、楽しみにしているという人もあり、いったいどうなるのか想像も出来ませんでしたが、開催に向け、IOC、菅総理の発言から開催に向け一気に動き始めました。始まってみると、この巨大なイベントで開会式に始まり、すべての競技などが順調に進んでいるのを見て、あらためて長い時間を掛け、周到に準備されて来たことを思い知らされました。


オリンピックで花業界が直接関係する事としてはビクトリーブーケがあります。いくつかの問題がありましたが、関係する方々のご努力で、当初ビクトリーブーケは使用しないという方向から表彰式に使用されることに流れが変わりました。
実際、オリンピックの表彰式で選手たちがメダルと共にブーケを受け取る姿を見ると、実にいい姿だと感心致します。素晴らしい光景です。

ヒマワリを中心にした、いかにも夏のオリンピックにぴったりのビクトリーブーケです。
日テレ24のニュースでビクトリーブーケの制作現場が放映されていました。

 

2021年07月21日(水)更新

NHK趣味の園芸


長寿番組です。
多くの人に愛されています。園芸に趣味のない方も一度、二度は見たことがあるのではないでしょうか。私はこの番組を通して沢山の先生方を知ることになりました。

現在、私共のチャコボールを使って商品にしたものに「チャコプランツ」があります。このチャコプランツの企画開発をお手伝い頂いている先生も以前、趣味の園芸で講師をされていました。更にチャコボールの普及のためお骨折りを頂き、後楽園の「世界らん展」の中でチャコボールをご紹介頂いた方も同じく趣味の園芸で講師をされていました。現在も時々テレビに出演されています。私の家の庭を設計頂いた平工さんも最近講師になられました。

この素晴らしい番組を支えてこられた方が、「GARDEN&GARDEN」の今月号に紹介されています。この番組のプロデュ―サーを長年お勤めになってこられました。彼女の人間関係は国内に留まらず、世界を股にかけての関係性を築かれて来ました。二年前に終了しましたが、西武ドームでのバラ展来場者数は桁違いに多くの人を集めました。インパックも二年連続出展し、大きな成果を得ることが出来ました。この方は更に、NHKを退社された後も活躍を続けていらっしゃいます。

以前はよく会いしておりましたが、コロナ禍でなかなかお会いする事が出来ません。落ち着くことが出来れば、早速お会いしたい方です。

 

2021年07月19日(月)更新

花き業界におけるデジタル印刷の価値


小ロットの印刷ではオンデマンドでの印刷は紙やラベルなどはかなり早い段階でスタートを切り、今では普通になりつつあります。

更にグラビアの世界が中心の包装材料も数年前から本格的な機械が生まれ、今日に至っています。当時一社であったデジタル印刷機の世界でしたが、現在では複数の有力印刷機メーカーが誕生しています。初期のころからのデジタルプリンターを導入した企業は現在では複数台の機械を所有しデジタル時代の旗手として発展しています。

一方花のパッケージを専門に進めるインパックは従来グラビア印刷、フレキソ印刷で多くの印刷物を製作して参りましたが、小ロット対応の多い花き業界にあって、グラビア印刷は最低数量の確保は中々難しい話になっていました。今後デジタルでの印刷が可能となるとロット問題、印刷の色数等一気に解決していきます。また、版代の問題は常に付きまとう事柄となっていました。しかしデジタルのダイレクト印刷はお得意先を選ぶことなく、プロセスの経費を初期にいただくだけで版代の問題を解決することになります。
小ロット、版代、色数等、今までは問題であった事柄が問題ではなくなることになり、花き業界の発展に寄与することが出来ます。
花き業界における、印刷のデジタル化によるフルカラーの時代は、ほんの僅か先の話になってきました。

 
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