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2023年05月17日(水)更新

驚き

今日お聞きした話です。

つい3年前の切り花の輸送で冷蔵輸送は50~60%で後は常温とのことでした。それが現在、大田花きさんの冷蔵比率は91%になっているとのことでした。

100%になるのはこのままいけば時間の問題です。ウィング車は冷蔵ではありませんのでかなりのトラックが冷蔵車ということになります。
花にとって温度管理は重要です。葉の黄変や萎れなど様々な問題を残します。インパックがおすすめする三温度帯での管理はかなり有効です。
原体の保管は0.5℃、加工現場は15℃、水揚げや出荷待ちは5℃で管理すると、おのずから日持ちが保証できる管理体制となります。10時間原体保管、5時間作業、9時間の出荷待ち、で管理したとしてもTTI(温度時間値)130にしかなりません。1日の消費される温度時間値を500とすると1/3にもなりません。それだけ3温度帯の活用は有効です。

更に上記のようにトラックの輸送が温度管理されているとなるとますます、切り花の日持ちは伸びる事なるでしょう。これからも更に冷蔵比率を上げて欲しいと考えています。