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2023年05月29日(月)更新

ジョージア独立105周年

先週金曜日26日はジョージアの独立105年の記念すべき日となっていました。

この日、明治記念館には内外の重要な人たちがそろっていました。政治、経済に関係なく純粋な友人としてそこにいたのは私一人だったかもしれません。多くの方々は経済的にも歴史的にも、政治的にも強い関係を持つ人ばかりでした。

大使と初めてお会いしたのは、彼がまだキッコーマンの営業を行っている時でした。ニコライ堂でお会いしました。そういえばジョージアは正教会の国でした。国旗には5つも十字架の入る国家です。それから少し経ったとき、ジョージアに帰る話がありキッコーマンを辞め、帰国しました。半年後、ジョージアワインを売り込みたいというワイナリーの社長が来るのでワインを扱う会社を紹介して欲しいと言われ、お花の関係でお世話になっている得意先様をご紹介いたしました。それから更に半年後、電話を頂き「大使」になって日本にいることを伺いました。本当に驚きましたが、お付き合いが再開しました。

ジョージアに誇りを持ち、今回のウクライナ侵攻など決して許しません。更に言えば、今回ウクライナを守る国家の大使が勢ぞろいしていました。確かにロシアとの対立の構図を見るようでありましたが決してそうではなく、単に平和を守り抜きたいだけだ、と感じました。

この日、ロータリークラブのメンバーにもお会いしました。ここに来られた全ての大使、日本の代議士の多くをご紹介いただきました。一体何をしている人なのでしょう。三年前のアフリカ会議でもお会いした方でした。

 

2023年05月25日(木)更新

継続

改めて申し上げる話ではありませんが、企業において継続は生きるための重要な要素です。

企業はそのために様々なことを行います。今までの事をしっかり守ることはもちろん、挑戦の二文字は常について回ることになります。長い歴史を持つ企業は創業時とは全く違った業態になっている企業もあります。反対に100年の歴史を持つ企業の中には創業時と変わらぬ仕事を続けている企業もあります。
しかし、そのような企業のビジネスは同じことを行っていても、継続の努力は表から見えませんが、根底には大変なご苦労があるに違いありません。またビジネスが創業時と異なっている企業においても根底にある理念に代わることはありません。つまり長年にわたり企業を続けていくには理念が最も重要となります。

苦しい時、多くの問題を抱える時、立ち返ることのできる理念を持つこととは企業にとって最も重要になります。私たちの創業の精神に「インパックは開拓者精神をもって常に挑戦し続けます」というのがあります。
これを見る時、いつも「ああ、そうだった」と思い返すことになると同時に、もっと頑張らなくてはと連日反省しています。
 

2023年05月23日(火)更新

中国出身 「ガビチョウ:画眉鳥」

毎朝4時になると驚くほど綺麗に鳴く鳥がいます。
今ではすっかり日本の地に馴染んでいる「画眉鳥:ガビチョウ」です。以前に一度触れたことがありますが、このところ頓に鳴き声がきれいに澄み切って聞こえてきます。高い声で鳴くこの鳥には少々悲しい話がついて回ります。

中国への旅行が増えたころ、恐らく40年ほど前でしょう。鳥を販売する店舗できれいな鳴き声の鳥がいました。日本の旅行者の中にはその鳥をどんな方法か分かりませんが、買い求めた人がいたそうです。
多くの人がガビチョウを買い求め、家で飼って鳴き声を聞いていました。始めのうちはきれいに鳴く声に魅力を感じていましたが、年中鳴き続けるガビチョウの声についに放鳥が始まりました。ガビチョウ達は野に放たれたのです。東大和周辺ではどうやら青梅あたりからやってきたと言われています。

確かに家の中でいつも聴くのはつらいかもしれません。それより自然の中で多くの人達が聞く方が双方幸せです。このガビチョウ、鶯の鳴き声を鳴き真似るなど、少々器用な鳥の様です。


 

2023年05月22日(月)更新

「さん」付け

以前にも触れたことが何度かあります。社内での呼び方です。社長、他の役員、部課長職の皆さんに対する呼び方です。もちろん同僚間でも同じことが言えます。

社内で社長はじめ従業員の皆さんは全て「さん」付けで呼んで欲しいと考えています。このことは何度も呼びかけていますが。中々そうなりません。しかし「さん」付けは重要なことです。少なくとも役職を持っていることは事実ですから社長、部長とかで呼ぶことは一般社会の中では普通に行われています。ことさらここに力を入れることは必要ないかもしれませんが、私の考えは以下の通りです。
少なくともインパックで働く皆さんはお互いに仕事を尊重し、お互いに人間性を尊重しあうのはごく普通の事です。私はお互いに尊重しあうことの入り口が「さん」付けと理解しています。男性も女性も、先輩も、後輩も、役職のあるなし、全てお互いに相手を尊重しすることの重要性が、「さん」に現れるのです。

社長にも役員にも遠慮することはありません、今日から「さん」付けを実行してください
皆さんには来月の月初朝礼で改めて皆さんにお願いします。
 

2023年05月19日(金)更新

国境なき医師団

昨日のロータリーの卓話は国境なき医師団の若き先生でした。

様々な国際的に活動する団体がありますが国境なき医師団はその中でも群を抜いた活動を行っています。戦いの真っただ中にその国に医師を派遣し、ご自身の命を顧みず救命活動を行っています。小平の昭和病院の勤務経験のある方でした。
昨日の先生は昨年、今年、イエメンと南スーダンに入り治療活動を行っていました。戦いの中で大けがをし、手術を必要とするような治療もあり、十分でない設備の中で行う治療は限界を超えているようです。また、南スーダンでは国中にマンゴーの木があるようですが、その実をとるために多くの子供たちが木から落ち骨折をはじめ様々な怪我をするお話を伺いました。500㎞圏内にある程度の設備のある病院は一カ所のみで、その病院に2日も3日もかけ車で運ばれてくるとおききしました。
日本とは比較になりません。恵まれていることに感謝せずにはおられません。

世界中で活動する国境なき医師団は以前から興味がありました。25年ほど前から毎月僅か寄付をしていますが、とても追いつく話ではありません。少なくとも戦争、戦闘で傷つくことだけはやめて欲しいです。
 
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