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2022年10月03日(月)更新

思い出

昨年尊敬する方が亡くなりました。慶応大学名誉教授の榊原清則先生です。お亡くなりになる直前までご病気を戦っておられました。大変な精神力をお持ちの方でした。

先生との関係は37年ほど前に遡ります。先生は当時一橋大学の助教授をお務めになっておられました。私が日頃考えていたホームユースフラワーの世界を作りたいと書いた2,000字程度の文書をお読みいただき、是非頑張ってははどうかと励まされ、その後先生は日本を離れ、ハーバード大学で研究生活を行っていました。その年の暮れに先生からお電話を頂き、アメリカのスーパーの花事情を聞かせてもらいました。6カ月後には日本にも飛び火するから準備をしてはどうかとアドバイスを頂きました。
翌年あろうことか、スーパーダイエーが碑文谷店でホームユースの花を販売し始めました。先生のお話の通りになったのです。先生はその後、スタンフォード、ロンドン大学で研究生活を続けておられました。先生から時々手紙を交換しようとお話を頂き、始めは手紙でしたが、最近はE-Mailになっていました。それでも一年にわずかですが手紙のやり取りは続けていました。
昨年1月、先生からお電話を頂き、インパックの展示会に行きたいとのことでした。2月のSMTS(スーパーマーケットトレードショー)です。確かに30年以上招待状をお送りしていました。「一回くらいは行かないとね」とのことでしたが立川から幕張までお越し頂きました。

何事にも不十分な私に「よく頑張っている」と言われたことが私の生きがいとなっています。