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2021年06月28日(月)更新

FM2ベンダーへの道

先週25日(金)のブログです。アップするのを忘れてしまいました。大いに反省しています。

さて、私たちインパックにとって、スリーブはより中核となる商品です。スーパーマーケットで切り花を販売する時、もしパッケージに入っていないと、切り花は間違いなく鮮度を落とし、更に不良品を作ることになります。つまりスリーブに入っていることは切花の鮮度保持にとって重要なことであり、更にエチレンガス吸着などの機能を持ったフィルムの取り扱いも行っています。
また、鮮度保持剤も切花のポストハーベストにとって重要です。世界的に見るとオランダとアメリカに大きな会社があり、インパックは通常アメリカのフローラライフを取り扱っています。更に各種加工機械は、より早い処理が可能という点で、切り花の鮮度保持にとって重要なものとなっています。


これまでもインパックは鮮度保持に関心を持ってことを進めておりました。しかし、今回申し上げる開発商品は、それらの延長線上にあることも事実ですがホームユースが拡大し、異業種からの参入が増える今こそ、ホームユースの花にはっきりした基準を導入すべきという、インパックの姿勢を現すものです。

スーパー店頭で4日間の販売期間の基準の背景は何か、生産者の切り花は加工メーカーや生花店にどのくらいのTTV(温度時間値)で入荷すれば鮮度が確保されているのか等、数字で明確にしなければ本当の発展はありません。
近い将来、既に発売しているTTtimer(温度時間値の見える化ラベル)をはじめ、エチレンガスを分解する触媒、バラを中心にしたボトリチスの被害を最小限に食い止める薬剤、更に物流に関係するものとして、移動式の低温・高湿度冷蔵庫などをインパックの仕事としてゆきます。更に切花の鮮度に関わるコンサル事業も始まります。

インパックの仕事はパッケージの領域から更に広がりを見せることになります。今後私たちは自らの領域を「FM2ベンダー」(Freshness Management Maker ベンダー:フレッシュネス  マネージメント メーカー ベンダー = FM2 ベンダー )として進めて参ります。
より鮮度の高い切花を流通する背景をしっかり作る、つまりFM2ベンダーになります。

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