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2021年01月20日(水)更新

変えることは出来るか

会社を変えることはとても難しいことです。ある意味において命がけです。
写真用のフィルムで売り上げの90%を占めていた会社はデジタル化の大波にその売り上げを5%以下まで下げました。数年の期間を経て、手持ちの技術を生かし経験のない化粧品で見事に再生しました。奇跡の復活劇、大企業の中で実際に起こった事です。今では昔の成績を上回っています。

本日、午後ウェビナーでJFMA(日本フローラルマーケティング協会)の新春セミナーが開催されました。午後2時過ぎに登場し刺激的な話を聞かせてくれた講師がいました。宮島浩彰氏(日比谷花壇・代表取締役)です。私の知る限り日本でトップ、世界でも例がない程の規模の生花店です。ホテルの宴会需要、葬儀の花など店舗以外も含め超高級店というのが、私たちのイメージです。勿論その側面もありますが、今ではホームユース需要にこたえる店売り重視の政策をとり、更に全国に生花店1000店舗のネットワークを持つ優れた企業です。その日比谷花壇様がいま高級路線からホームユースを前提に従来とは異なる方向へ走り始め、グループで1000億円の市場創造を考えているとのことでしたが、私としては単独でも1000億を狙ってほしいと考えています。
日比谷花壇様の花のサブスクリプションビジネスは、金額にもよりますが毎日店舗に立ち寄っていただいてもいいルールです。都度花を持ち帰れるそうです。全ては将来のためのサービスです。ここに至ってはこのサービスは花の需要拡大のエンジンになっていると考えます。サブスクでお客様に花と親しんでいただき、商売はその後でいいとお考えの様です。サブスクでお店に立ち寄って頂いた客数は12月だけで20万人になったようです。
日比谷様のサブスクは自己のビジネスの拡大にあることは間違いありませんが、私は花き業界の拡大につながると思うようになりました。