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2021年01月18日(月)更新

バラに於ける東アフリカの役割

少なくとも数年前まで、日本の量販店の花売り場ではあまりバラは置いていませんでした。一方オランダ、イギリス、ドイツなどヨーロッパの花売り場の主役はバラです。

今日までその状態は続いています。
その背景にあるのは東アフリカです。20~25年前までは、オランダがバラの供給基地として存在感がありましたが、その後産地は東アフリカに移り、オランダでの生産はわずかとなりました。いずれにしろケニア、エチオピアを始め、数か国がヨーロッパのバラを下支えしています。その数60億本と言われます。一方、日本でのバラ生産は2億本を割っているかもしれません。10年前は4億本ほどありましたから半減している可能性もあります。

勿論、アフリカの生産者の多くはオランダ系の企業です。更にフランス、ベルギー、中国、中近東の企業もあります。最近はアフリカの企業もその数を増やし、海外の企業を買収し生産量を増やす傾向にあります。

日本のバラの需要はヨーロッパと比較すると、1/30くらいです。私は5年、10年をかけ何としても最低1億本の輸入を行うつもりです。
 
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