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2024年02月16日(金)更新

展示会

展示会は様々な意味を持ちます。
新商品を並べることで日ごろのインパックの姿を見ていただき、更には近未来のインパックのビジネスを理解いただくことなどがあり、それらを通してインパックそのものをご理解いただき、知名度を一層上げることになります。また、別の側面では3日間、各地の営業の皆さんとお会いすることも有りますので社員教育の場ともなります。

私はこの7、8年、展示会はどうしても疲れることもあり、夕方の食事会より朝がいいと考え、私の宿泊するホテルに朝6時半に来ていただき皆さんと話しています。朝の事ゆえ、全員が揃うことは無理ですが、幕張に宿泊するメンバーだけでもと思い続けています。ここで出る話は展示会の事もあれば、食事の事、個人的な趣味の事など様々です。昨日は東大和から2時間かけ7時に社長が到着しました。社長も楽しみにしているのかもしれません。

私は、展示会とは見学するものではなく、出展する(もちろん関係する展示会)ものだと考えています。インパックの社員には日ごろから展示会のあるべき姿をイメージし、各展示会に臨んで欲しいと考えています。勿論あるべき姿は展示会ばかりではなく、インパックのあるべき姿、営業個人個人のあるべき姿を日ごろから思っていないと、急にいい展示会はできません。日ごろから考えておくことが重要です。
 
 
 
 

2024年02月15日(木)更新

お二人の経営者

昨日から幕張の展示会場でSMTS(スーパーマーケットトレードショー)が開催され、4年ぶりに多くの来場者が来られました。
朝、ホテルで朝食をとっていると全国スーパーマーケット協会会長の横山様(アークス社長)にお会いしご挨拶をする事が出来ました。私より一回り上の方ですがかくしゃくとしたその姿は見事なものです。

展示会に午前中、古くからのお得意先様の森田社長にお立ち寄りいただきました。今回花がないブースを見てどうした?とご心配を頂きましたが、今回は紙スリーブと物流改革と機械が主体とお話をしてご理解いただきました。自動スリ―ビングマシーンをご覧頂いた時の話です。いきなり電話をされました。相手は奥様でした。奥様に対してインパックのブースに立ち寄り自動スリ―ビングマシンを見るようにとお話をされていました。社長の普段からの加工分野の改革意識がビデオをほんの数秒見ただけで奥様にお電話をされた行為に、感銘を受けました。本当に必要なものを秒単位で理解されることは誰でも出来る事ではありません。更に花を御担当される奥様に電話をされ共有化されたことも見事でした。

昨日は横山氏、森田氏の二人の偉大な経営者と接し改めて会社の発展を誓いました。
 

2024年02月08日(木)更新

古い友

古い友人から一冊の本が送られてきました。青年会議所の頃活動した仲間です。彼は九州福岡、地元を愛する方です。一方私は東大和から月一回の会議に参加していました。毎月お会いしていましたが、卒業後は時候の挨拶と共に彼の手紙には過去半年の出来事が書かれていました。多くは旅行の話でありました。いつも多くの話を送ってくれますが、それにこ応えていない私はいつも申し訳ない気持ちでした。

ある時私はロータリークラブの発刊する月刊誌を読んでいましたが、1ページを丸々使った彼の記事が出て来ました。彼はロータリークラブの中で所属クラブから推薦されガバナー補佐の役をなさっていました。私の認識ではガバナー補佐は関係する各地のロータリークラブを回り、クラブの発展のサポートを行う重要な仕事です。とても忙しく大切な役割となっています。お仕事の弁護士の傍ら、ガバナー補佐をなさっていました。私のような一般会員からは想像がつきません。雑誌を手にした私はさっそく電話を入れました。きっと30年ぶりでした。月刊誌を読んでくれてうれしい、何人かの昔の仲間が電話をくれた、などと懐かしい声を聴くことが出来ました。

その後昨年、年も押し迫ったころ一冊の本が送られてきました。1年間ロータリークラブでガバナー補佐を務めた記録が一冊にまとめられていました。素晴らしい内容でした。一年間の記録を思い出とともにお書きになっていました。こんな方はクラブの中でもいないでしょう。早速電話をと思いながら本を手にした元旦の震災でまたまた連絡が出来ないことになりました。
申し訳ない気持ちが未だに続いています。
 

2024年02月07日(水)更新

能登の状況(5)です。

私どもの能登事業所はスリーブ生産としての工場部門と出来上がった商品や関連する結束ゴム、容器の出荷などを行う物流部門から成り立っています。
今回の震災では、その両方の部門が被害を受けました。こちらは仕事の関係もあり、今日まで復旧に努めて参りましたが、お陰様で物流部門の復旧は順調に進み、工場も復旧の見込みが立って参りました。
しかし工場は生産の場、物流の場であると同時に生活の場でもあります。上下水道、電気、ガスなどがそれにあたります。幸い電気は切れることがありませんでした。問題は能登半島全体の話ですが水道が中々復旧しない状況にあります。更に下水も併せて復旧が待たれます。
水道であれば流し、トイレ、更にそこには下水道も同時に復旧しなければなりませんが、そう遠くないうちに解決すると考えています。
前述の通り工場は生産、物流の場ではありますが、40名近い人たちの生活の場でもあります。トイレもそうですし、調理場もそうです。多くの従業員の皆さんが上下水道の復旧を全員待っています。
幸いなことに志賀町に住む社員から水道が通じ、風呂にも入れるようになった話も聞きました。大変喜んでいました。

もうそこまで来ている様です。1日も早い復旧を望みます。
 

2024年02月06日(火)更新

ブーケの時代

さて、ブーケのお話です。
何度か話していますが、ブーケはテーブル上の場合、バラ、チューリップ等20本くらいが基本となるでしょう。
先ごろに日本リテーリングセンター(ペガサスクラブ)の新春セミナーが開催されました。
インパックは能登の復旧に当たっている専務以外の役員が4名で参加いたしました。

今回のスピーカーでメインの部分をお話された桜井先生は10年も前から花は1,000円と言い切っておられました。今も変わりません。今回は花の事ではありませんが、1,000円の商品が売れ筋となった時、上は3,000円の商品も可能になると話されたそうです。この話恐らく花にも通じます。
今のスーパー店頭の花に置き換えれば、1,000円ブーケが行ければ、上は3,000円のブーケも売れるということになります。昔のオランダのケースです。750円のブーケが中心となるときがありましたが、この時の上は約2,000円でした。中間に約1,200円の物がありました。ざっくりで言えば3倍です。更にフランスのスーパーでも3,000円のブーケが並んでいましたが、売れ筋は1,000円でした。
日本でこれが出来ないのは売れ筋が398円だからです。それも以前の398円とは異なり、本数が確実に1本減っています。ボリューム感がありません。この価格帯を続けるのは大変な努力を要します。しかし互いに良かれと思って進めている行為が、ことによると問題を先送りしていることになってはいないでしょうか、問題とは花産業の健全な発展です。今やホームユースは当たり前になってきました。その時代に35年前と同じ行為の繰り返しは大いに問題です。3束1,000円をやめられないのであれば、花は別売り場を用意する必要があります。
1束1,000円、3,000円のブーケを商品にするには、今までのホームユースの概念は通用しません。
新たなホームユースフラワーの世界を作るのに、大きな努力が必要となります。
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