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2022年08月23日(火)更新

悩み3秒

今朝、尊敬する方からメールを頂きました。

「悩みは次第に波紋の様に広がっていく」小さな石を池に投げこめば、すぐに分かると言われます。本来の悩みは投げ込んだ石と同じくらいのサイズなのに、時がたつと波紋と同じような大きさになってしまいます。確かに本来の悩みは投げ込んだ石の様に小さいはずです。
このことはよく分かります。一人で考えたり時がたつと、次第に問題が大きくなっていきます。本質を見ればことによると大したことのない場合があります。

私の場合、悩み3秒と決めています。
また、今は悩む時でないと決め、後回しにして今は今やることに専念します。一仕事終えてから長くて5分ほど真剣に考えます。できれば秒単位で終わらせるようにしています。
勿論どうにもならない悩みを知らないわけではありません。そのような時は常に基に走ります。いくら考えても自分では解決できません。相手が人であればその人に、会社であればその会社に、銀行であればその銀行に行き、相談するようにしています。回りをつついても波紋は広がるだけです。悩みの本質が分れば、解決に多少時間をかけてもいいと考えています。

兎に角、原因となっている所と話し合うことこそが重要ですね。

 

2022年08月22日(月)更新

新たなホームユースフラワーの時代

花産業はホームユースの時代に入りました。言い方としては少し大げさかもしれません。冠婚葬祭、生け花教室の花などは数を減らしてきましたが、需要は確実にあり、大きな数字を作り出しています。ご当地一流の生花店が頑張っておられます。
量販店のセルフ売り場、対面販売の売り場はホームユースの代表でしょう。さらに最近テレビでCMを繰り返してサブスクの会社は確実にその数字を伸ばしてきました。ホームユースの主体はもはや量販店と言う事になるでしょう。
しかし、伸びるはずのホームユース市場に大きな問題が起こり始めています。切り花の高騰です。多くの場合、298円、398円などがホームユースの主体でありましたが、花の価格によっては束を作れないことになってきました。
野菜は価格が上がれば店頭の値段が上がります。しかし花はいくら高くなってもその分の価格転嫁が出来ない商習慣になっています。35年前から商品も価格も同じなのです。
また、コールドチェーンであってもそうでなくても価格は変わりません。
以上は今日も続くホームユースの実情ですが、多くの花束加工メーカーは値上げに向け必死に動き始めています。従来の商習慣の打破です。そうでないとビジネスが続きません。

しかし、実情はそうなのですが本質論ではありません。量販店の皆さんが値上げを認めても問題は解決しません。私は全ての商品の入れ替えが必要と考えています。量販店は更に上質の花を販売しなければいけません。更にコールドチェーンでなければいけません、更に包材も環境配慮型でないといけません。また、鮮度の悪いものをいかにもいいと言って販売してはいけません。

私の具体的な提案は1束:1,000円のブーケです。1本あたり200円、この商品は今までどこにも存在していません。今までの量販店は安い価格で販売し、そのシェアを増やしてきました。しかしその結果安い花(場合によっては低品質の花)は生産者の数を減らしました。提供する花が少なくなり、秋・春の彼岸、お盆の時期の花が時期に高騰し、結果誰もが苦しむことになりました。量販店の切り花は明らかに本数ベースでは切り花全体の半分を占めるでしょう。もう安さだけの時代ではなくなりました。品質の良い花、コールドチェーン、環境配慮の包材どれもコストです。量販店は勇気をもってはそこに入る時代がやってきました。

全く新しいホームユースフラワーの商品を作り出していきましょう。繰り返します。具体的には1束:1,000円(1本200円)を基準としてはどうでしょう。

2022年08月19日(金)更新

国内初:紙スリーブ

一昨年来、計画を進めてきた紙スリーブの発売が始まりました。量販店の中に強く興味をお持ちいただく先があり、サンプル出荷と、現実に本番の出荷を行い始めました。
また、フラサポ(インパックのECサイト)にご注文を頂くケースがあり、既にこちらはビジネスが始まっています。お蔭様で中には数千枚単位でご注文が入り始めています。

花の資材の中で、量販店店頭での花袋はフラワースリーブと言いますが、これは世界共通です。インパックはピポロフラワースリーブの名で35年前に上市し、商標も出しています。業界内には様々な名称で花の袋が販売されていますが、私共はお陰様で約半分のシェアを頂いています。現在SDGsの名のもと、花の袋も様々な取り組みがされていますがその代表が今回の紙スリーブです。勿論インパックはフラワースリーブに対し、様々な取り組みを行ってきました。バイオマスプラスチックもその一例ですが、今回は紙スリーブに対するご紹介をいたします。

今回の商品は、国産の紙スリーブ(インパック製)で国内初の販売となります。紙はクラフト紙を使用していますが、晒し(白色)、未晒し(クラフト色)の二種を用意いたしました。
更に片面透明、両面紙などの種類を持っています。
紙の持つ自然感と安心感をもって、紙スリーブの普及に努めて参ります。
 

2022年08月18日(木)更新

赤坂で50年のクラブ

今朝頂いたメールで、赤坂でクラブを経営する方からお仕事を始めて50年というお話をお聞きしました。私も時々伺いますが、実に素晴らしい経営をなさっています。
場所柄、競争も激しいところでもあり、50年続けるには相当のご苦労もあったかと思います。特に最近ではコロナもあり連日戦い続けている感じです。

この店の素晴らしさは多数の固定客を持っている事です。見てみるとお客様はいくつかのグループに分かれているようです。最も大きいのは経営者の出身地である鹿児島出身の皆様です。まるで県人会の様相を呈する時もあります。
更にロータリークラブの皆さんです。私はこの中に入っています。食事が出る時もあり、一次会からここにいる時があります。更に氷雨で有名な佳山明生さんのファンのグループです。

以上は私が知ってからの話ですが、50年の伝統がありますから、おそらく昔からのひいき筋がいますのでお客様が二重、三重の輪が広がっています。素晴らしいことです。
支払いも経済的なのでファンも多くいるのでしょう。
 

2022年08月12日(金)更新

ヤモリの行動

ヤモリの行動

毎晩玄関のドアの前に現れます。暗くなると必ず来ます。
昼間は一体どこにいるのでしょう。

昨日昼前に家の南側の玄関に入ろうとしたとき、歩くヤモリを見ることが出来ました。四本の足で機械仕掛けの様に足を一所懸命動かし家の西側から北側へ壁伝いに移動して行きました。
同じ爬虫類の四本足のニホントカゲと比べるとおよそ遅い歩みです。トカゲはサァッと草むらに逃げ込みますが、ヤモリは手で摑まえることが出来るくらいゆっくりです。ヤモリはこのように家の周りを移動しながら夜、玄関に戻って来るようです。

何故玄関にやってくるのかと言えば、玄関はいつも電気を付けている関係で色々な虫がやってきます。ヤモリの食料は小さな虫となっているようですが、中にはゴキブリを食べるつわ者もいるようです。
ヤモリは毒もない上、様々な虫を食べてくれるどうやら益虫の様です。
 
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