大きくする 標準 小さくする
次ページ

2021年03月04日(木)更新

母の日のプレゼン

昨日は一昨日の世田谷花き市場に続き、大田花きに伺いました。社長の磯村様にお会いするためでした。

折角ですから早めに出かけ、セリ場の中央の通路での展示を拝見しました。大田花きさんは菊、FAJさんはアリストロメリアが中心でした。勿論様々な花が展示されていました。今回際立っていた展示はマムの展示でした。完全に母の日に対する提案型でした。様々なアレンジがありましたが一目でオランダ風であることがわかります。きっとレンさんの作品群だと直感しましたが、その少し先に予想通りレンさんの姿が見えました。
この様にマム類を利用するギフトが増えることはとてもいいことです。レンさんの作品は生花店さんであればどちらの店舗でも制作することが出来ます。切花の拡大策にも貢献するものだと思います。

この様に母の日に向かってのプレゼンは活況を呈してきました。一昨日の世田谷花き市場、昨日の大田花き市場、とすれば全国のどこの市場でも母の日の企画展示が一斉に行われているのでしょう。次第に楽しくなってきました。切花を如何に加工し、母の日商品するのか生花店さんの腕の見せ所となってきました。

菊、マム(大田花き)
アルストロメリア(FAJ)

2021年03月03日(水)更新

IFRL

昨日早く、世田谷花き市場内にあるIFRL(国際花き分析センター)に社長と共に参りました。
ここでは担当の宮西さんが待っていてくれました。
目的はTTtimer(温度時間ラベル)の協議の為、ご来訪いただける医薬品物流企業の方をお待ちするためでありました。

さすがに卸売市場です。5階のIFRLの事務所に向かう途中、国産・輸入と様々な花が展示されていました。国産ではラナンキュラスのポンポン咲き、ミニサイズの百合のダブル、他にもピンクの百合が数種置かれていました。深谷の物が多いようです。多くの来場者の皆さんはこれらを見て今後のビジネスの展開を考えているのでしょう。
更に、輸入切花商社で有名なクラシックさんがコロンビアのカーネーションを中心に展示されていました。母の日前の商談に必要なカーネーションを並べたのでしょう。発色のいいカーネーションでした。中でもファリダという品種は赤紫のきれいな色でした。
着色(染め)のカーネーションも数多く出ていましたが、従来の染めとは異なり、落ち着いたまさにクラシックにふさわしい色でありました。
また、同じくクラシックさんからはケニアのヒペリカムをはじめ、グリーンなどが展示されていました。

今月の春彼岸が過ぎると一気に母の日となります。
 

2021年03月02日(火)更新

花は産業になるか

10年ほど前に知り合った優れた花の先生がおられます。花ばかりでなく、テーブルアレンジの世界での有名な方です。その才能と行動力は心からの尊敬の対象でありました。
7年ほど前、私の勝手から佐賀までお付き合いを頂きながら、更に夜は予定を変え営業所のある久留米まで単独行動をとるなど失礼の連続をしてしまいました。お詫びの言葉もありません。

先週、久しぶりのお会いさせて頂きコロナ禍での仕事のご苦労などお聞かせいただきました。花に限らず教室はご苦労をなさっていることを改めて知ることになりました。関係する方々は何らの保証もないまま。すでに一年になります。
しかし先生はお元気でした。活動の形を変え様々な努力をなさっています。今回お会いして花に対する視点を大きく変える出来事がありました。先生のお嬢様は学校を出て、既に社会人になっておられますが、そのお嬢様の言葉に「花は綺麗なのになぜデザインなどする必要があるのか」間違えているかもしれませんが、ざっとこの様なことだったと思います。確かに花はそのままでも綺麗です。花瓶に挿し玄関先、テーブルの上に置けば間違いなく形になります。一方、先生の作品は特別な花を用い、先生の花に対する優れた美的感覚、花瓶も最高の物を使用した立派な作品です。その先生が、お嬢様の言葉をそのまま受け入れているのです。先生の花は芸術の領域ですからホームユースとは一線を画していますが、立派な考えだと思いました。

「そのままでもきれい」は食品と異なり、花の加工度は格段に低く生産者、市場、加工場面でも花は花です。小麦粉がパンになるような訳に行きません。せいぜい長さを揃えたり下葉を落としたりするだけです。「そのままでもきれい世代」が増えたとき、花はどうなるか、考えどころです。

2021年03月01日(月)更新

チャコボール・すみいろ販売!

2月17日から19日の間、幕張メッセでSMTS(スーパーマーケット・トレードショー)が来場者、出展者共に少なくなっていましたが、開催されました。

インパックは環境対策を中心に据えた商品を出品しましたが、中でもバイオマスプラスティックのスリーブと「チャコプランツ」はインパックの中でも環境対策を前提に開発したものです。
「チャコプランツ」は炭由来の用土である「チャコボール」を使用した鉢物です。「チャコプランツ」の容器はほばガラスで出来ているため、中の黒い用土が見えます。

昨年までの「チャコボール」は茶色でしたが、今回その色を黒にいたしました。商品名は「チャコボール・すみいろ」です。ガラスの容器に植えられた植物は「チャコボール・すみいろ」によっていっそうインテリアに引き立つものになりました。
今回の「チャコボール・すみいろ」も容器のガラスは再生可能なものです。更にチャコボールは炭素貯留されています。これからの室内園芸に適した商品に仕上がっています。

次へ»
<<  2021年3月  >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

バックナンバー

<<前月翌月>>
2021/03/31(水) 08:34
一斉に咲きだす
2021/03/29(月) 08:36
入社式
2021/03/25(木) 13:05
今が最高!
2021/03/24(水) 08:26
母の日と作業の平準化
2021/03/23(火) 08:37
ユニクロさんとインパック
2021/03/22(月) 15:56
TTtimerの用途
2021/03/18(木) 20:03
偶然もある!
2021/03/18(木) 09:20
IFRL(International Flower Research Laboratory:国際生花分析センター)
2021/03/17(水) 08:48
Hanana 東大和の生花店
2021/03/15(月) 15:24
春はチューリップ
2021/03/12(金) 09:15
恩師
2021/03/11(木) 08:44
FOODEX
2021/03/10(水) 08:33
コロナとビジネス
2021/03/08(月) 08:39
アマリリス
2021/03/05(金) 08:29
「ちょっとやっといて」がなくなる?
2021/03/04(木) 16:10
母の日のプレゼン
2021/03/03(水) 08:00
IFRL
2021/03/02(火) 08:30
花は産業になるか
2021/03/01(月) 10:00
チャコボール・すみいろ販売!