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2023年03月14日(火)更新

巨人逝く

4年前の2月、私の目の前のテーブルでお二人のチェーンストアの創業者が並んで談笑をしていました。お一人はセブン&アイグループの創業者の伊藤雅俊名誉会長、もうお一人はライフの清水信二名誉会長でした。90歳を超えたお二人がその場にいるだけで輝いていました。お二人の存在感はただ事ではありませんでした。

清水名誉会長は昨年10月にお亡くなりなり、そして今月10日伊藤名誉会長がお亡くなりになりました。この時、北海道アークスの横山社長が清水さんを国会議員にできなかったのは問題である旨話されていました。清水名誉会長は論客として有名でした。私も20年以上前、「朝までテレビ」でよく清水名誉会長の発言をお聞きしていました。
伊藤名誉会長、清水名誉会長、ここに岡田名誉会長(イオン)が加わり。さらに故中内ダイエー会長が加わると日本の小売業の発展の歴史がこの方々によって築き上げられてきた事実が目の前に現れます。
巨人たちが作ったチェーンストア業界はGMS、スーパー、ホームセンター、ドラッグストア、コンビニと様々な姿を持ちながら、また数を増やしながら発展しています。
チェーンストアの指導者であったペガサスクラブの渥美先生は既にお亡くなりになり、同じく桜井先生は先日引退をなさいました。

小売業界の変化を目の当たりにした私は本当に幸せ者です。清水様、伊藤様のご冥福をお祈り申し上げます。
 

2023年03月13日(月)更新

国産花き生産流通強化推進協議会開催

MPSジャパン(主に花きの環境負荷低減の生産の認証や普及活動を行っています)が事務局を務める上記協議会の報告会が法政大学一口坂校舎でありました。

印象的であったのは、現在福花園種苗におられる市村先生(前、農研機構花き研究所所長)の発表でした。山形はじめ全国の花き試験場などに研究委託され、多くの切り花や鉢花の品質保持研究を発表されていました。
同じ品種でも日持ちや終了時の姿に差があること、具体的にはラナンキュラスのポンポン系のメルリーノは最終落弁となりますが、一般品種のラナンキュラスは茎折れが発生するといった具合に品種間の差が出ることが発表されていました。
またスカビオサではSTS(チオ硫酸銀)単体処理だけのものよりGLA(グルコース、硫酸アルミニュームなその混合液)を混ぜたものの方が明らかに日持ちすることが証明されています。スカビオサの場合品種間の差はほとんど出ていません。
大変地道な研究ですが、品種によりさまざま異なる結果が出ることになり新品種が出るたびこれらの研究が実施されることになるでしょうが、大変重要なことです。

今回の報告会では物流の効率化、日持ちJAS、花きの環境対応への取り組みなど様々な発表がありました。

また、毎年行われる花の消費動向調査は実に明快な結果を出していました。花の消費は切り花、鉢物ともにダウン、しかし価格帯はアップ傾向でした。重要な調査です。
 

2023年03月09日(木)更新

四谷三丁目

私にとって四谷三丁目は昼食をとる場所です。都内で午後から始まる会議や仕事の時、たいがい昼頃にこの辺りを通っています。

以上のことから、新宿御苑から四谷にかけてのあたりが昼食を頂く場所になっています。この周辺にはそば屋が2店舗、特徴的なメニューを持っています。志な乃は太めのそばがあり、もぐもぐ噛んで食べるそばですが、実にうまいそばです。ここにはうどんもあり、これも絶品です。富ノ蔵は料理の豊富なそば店です。もっとも昼ですのでそばばかり食べています。ゆず切りなどもありますが、ここのご主人はそば打ちの名人です。うまいそばを出します。また韓国料理で有名な妻家房があります。ここの店の特徴は、夜に行っても多少飲んでも4,000円で上ります。昼時は最近上がりました。それでも10,000円でおつりが来ます。社長は有名な経営者、奥様は韓国家庭料理の先生でよくNHKの料理番組に出ていました。今ではお嬢さんが登場しています。残念なのは天春で、昨年店を閉じました。シジミ汁は大きな丼からシジミがこぼれるほど入っていました。若い人がいたので続くかと思いましたが、終了しました。偶然ですが最終日に行き、閉店の話をお聞きしました。他にもへぎそばの店や中華の名店「礼華」などもあり、この周辺は昼食にいい場所です。

しかし、最近はほとんど出かけていません。スーパー丸正の建て替えにより地下駐車場がなくなってしまい、車を止めることができません。
少々残念な話です。
 

2023年03月08日(水)更新

大麻生産の大規模化

最近オランダから送られてくるニュースの中で、大麻生産の記事が大きく取り扱われているものがあります。
古くアメリカでは(19世紀以前)かなり広範囲に生産され、その加工品は薬品、製紙、燃料など数多く使用されていました。しかし、アメリカにおいて大麻の負の部分が取り上げられ、法的に違法なものとなり、生産も加工も、使用も禁止されてきました。日本においてもそれに倣っています。
しかし現在、アメリカでは30州以上で大麻が生産されています。もちろん薬品用途です。明らかにメディカルマリファナの加工消費が始まっています。オランダから送られてくる大麻生産の記事は大規模、自動化などによる10ha(ヘクタール)以上の生産をされている大規模農場などが紹介されています。ごく最近は薬用でなく、娯楽用マリファナも今日生産され始めています。オランダでの大麻使用の話は有名です。オランダ以外でも使用が許可されている国もあります。
アメリカで近代産業が興る前に大麻は非合法となり、長い間表に出ていませんでしたが、これからは大麻活用の事業が起こる可能性があります。大麻は1年で2m近く、幹は10cm近くに成長します。当然木化しています。
北海道では既に10年ほど前に大麻の産業化へのプロジェクトが動いていました。紙や建材、オイル、断熱材などに活用可能と結論を出しています。
そのプロジェクトの報告の中にドイツのベンツ社、ポルシェ、フランスのルノー社などの部品の一部に大麻が使用されている紹介がありました。

国内でも薬用大麻生産の話がだいぶ出てきましたが、現状アメリカの大規模生産と比較すると規模の小さなものが多いようです。

2023年03月06日(月)更新

エチオピアへの本

今日はエチオピア大使をお尋ねします。東京紀尾井町ロータリークラブの会長・幹事はじめ国際奉仕委員会の委員長、国際奉仕グローバル委員会の西岡様、事務局の鈴木様が参加され、エチオピアの国立図書館に寄贈する幼児用の図書の贈呈式を行います。

今回の贈呈に至った経緯は昨年6月、国際奉仕グローバルの西岡様から国際奉仕の企画募集があることを知らされ、私はエチオピアに本を贈るのはどうかと提案いたしましたが、それが通ることになりました。今まで委員会はタイの保育園に本を贈った経験があり、其れもいいということになりました。幸い親しい友人が本屋チェーンを展開していることから、幼児用の本を選んでいただきました。昔から人気のあるもの、昨年表彰された本など159冊を選んでいただきました。きっと大変な作業だったと思います。

エチオピアは教育に熱心な土地柄です。毎朝小学校などへ通う子供たちが長い行列を見せながら道路を通っています。少なくとも3年前の話ですが、子供たちに交じり牛や羊も歩いていました。今回はエチオピア大使から国立図書館への贈呈の提案を頂きました。
幼児用の本が図書館に置かれ、多くの子供たちに読まれる日を楽しみにしています。
 
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