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2022年08月11日(木)更新

ネクタイ選び

今日は山の日です。先月は海の日がありました。山や海に関係する人にとっては重要な日となりましょうが、もう少しネーミングは考えた方が良いかもしれません。

完全に定着したクールビズですが、最も大きな犠牲を出しているのがネクタイ関連の方かもしれません、しかし男性の衣料を販売する専門店やデパートをのぞくと、沢山のネクタイが売られていたり、最近ではネクタイピンも沢山売られ、少なくとも店をみたり、WEBをみたりする限りネクタイの勢いは少しも変っていません。意外とクールビズは関係ないのかもしれません。ところでインパックは最近背広、ネクタイ着用というのはわずかの人たちで多くはチノパン、ポロシャツが普通となりました。政府の言う事をよく聞いています。

私は連日、土日も含めネクタイをしています。背広、ブレザーを着ていますが、毎日ネクタイをどれにするか迷います。多くは時間をかけずに選ぶことが出来ますが、時々何をしていいかわからなくなる時があります。このような時、二つの方法があります。迷ったときはこのネクタイと何本か決めています。更にもう一つは奥さんに聞いてみるというのがあります。奥さんに聞くことは何十年もなかったのですが、最近はよく聞きます。今まで分からなかったのですが、意外といい目をしていました。
 

2022年08月10日(水)更新

量販店における花の包装

日本ではおよそ35年前、量販店の店頭(セルフ売り場)にパックされた切り花が並びました。1987年の全農花きセンターによる加工とダイエー碑文谷店での販売の話は業界ではあまりに有名です。

この時の包装資材はOPP(オリエンテッドポリプロピレン)でした。優れた透明感を持つ二軸延伸ポリプロピレンです。この時代は長く続き、今でも切り花の包装資材の主体となっています。他のフィルムと比較も安価で加工のしやすさなど優れた点を多く持つフィルムです。しかしOPPだけ、を許さない時代に入りました。一昨年辺りからバイオマスプラスチックの登場があり、インパックもバイオマスマークの取得をいたしました。勿論その系統のスリーブの取り扱いもあります。
更に紙スリーブが海外の市場で一部見られ始め、国内でもインパックが他に先駆け製品化を行いました。既に一部の量販店の店頭には並び始めています。また今月中には他のスーパーにも並ぶことになっています。
この様に書きますと、プラスチックの代用として紙があるかのように聞こえますが、そうではなく、紙と花の相性、などを考えると花の包装は紙でなくてはならないといった多少強い考えになります。一方プラスチックは前のままではすまないでしょうから、バイオマスプラスチックの登場が考えられます。

つまりバイオマスフィルムはOPPの代替品として登場してきました。しかし紙はOPPの代替品ではなく、紙でなければならないといった本質的な面からの登場でもあります。紙を使用した切り花の新製品を考える必要があります。価格の事を考えてもOPPの袋に比較すると3倍、4倍のコストですから、単にプラスチックの代替品では済みません。紙スリーブを使用した、全く新たな商品を作り出す必要があると考えています。
 

2022年08月09日(火)更新

枯れた樹木

5月に咲いたグラジオラスが再度咲いたのは7月の終わりでした。こんなことが何故起きるのかわかりませんが、とにかく2度咲きました。尤もグラジオラスには春先と夏に咲くものと2種類あるそうです。しかし同じ場所に球根を植えた覚えはありません。2種類の球根を植えれば不思議でも何でもありませんが。

またおかしなことにライラックの花も2度咲きました。春先と7月です。梅雨明け後あまりに暑かった10日ほどの後、再度の梅雨の様な時期がありましたがその時咲きました。
今年は植物も迷うのかもしれません。

また今年は樹木の枯れたものが多く見られます。狭山丘陵の多摩湖周辺や郷土美術館になっている旧吉岡堅二邸の中にも枯れ始めたものを見ることが出来ます。
天候の変化についていけなくなったのかどうか分かりませんが、とにかく枯れています。

大きな木などは本当に勿体無い気もしますが、自然相手故の難しさがありそうですね。
 

2022年08月08日(月)更新

八月や 六日 九日 十五日

八月や 六日 九日 十五日

大事な日を並べた句です。戦後77年がたち随分立ったものだという感を強くしますが、今年はウクライナ・ロシアの戦いがあり、一気に戦争の悲惨さを見ることになりました。

私たちは77年たちましたが、ウクライナ・ロシアは戦争真只中です。なぜやめられないのか不思議です。戦争は人の命を軽く見ます。家族にとって命は今も昔も変わりません。
1つ1つの命に強い思いや人生があるのです。それが戦争となると沢山命を奪うことをよしとされます。このおかしさに当事者になると気が付かないのでしょうか。

77年前まで日本は「最後の一兵卒まで戦う」と言ってポツダム宣言を中々受託しませんでした。その間に広島や長崎があり、最後はソ連にまで参戦の口実を与えました。

一日も速く、こんな非生産的なことをやめ通常の生活に戻って欲しいものです。



 

2022年08月05日(金)更新

入間は有名

昨日のお能の会は「働く貴方の能楽公演」国立能楽堂主催の会でした。国立能楽堂の講演は普及公演、定例公演などがありますが、今回の企画は「働く貴方~」となっている関係で開演は6時30分です。仕事帰りの人には便利な会です。普及公演と同じく始まる前に講師(昨日は能楽師の先生)からお話があります。昨日は面の説明でした。特に小面(こおもて)、増(ぞう)、曲見(しゃくみ)などに力を入れてその違いを説明頂きました。開始時間が遅かったこともあり、終わりは9時を回っていました。それでも満席でありました。

昨日出かけた理由は、今回は狂言にありました。タイトルは「入間川」でした。会社の花の工場が入間にある関係でどうしても見たかったです。その中で「入間様」(いるまよう)という言葉が出てきました。入間地方では昔からの風習だそうです。「川が深い」と言ったら実のところ「浅い」のです。このように反対を言う事を「入間様」といっていました。

舞台ではそのことが問題になっていました。京からの帰り道、入間川に差し掛かり土地のものにここは深いから渡れない、渡るところはここではない、と言われても入間の人は反対を言うから実は浅いのだと一人合点し川を渡ります。実際底が深く衣服がびしょびしょになり土地のものを切ると言い出します。太郎冠者に止められます。
当時の都で流行った「入間様」がこのような形で狂言に取り上げられているのは入間に工場を持つものとしてうれしい限りです。

入間川は更に200年程昔、鴨長明が来たのではないかと思わせる資料もあるようです。入間は昔から有名でした。
 
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