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2021年05月10日(月)更新

変化の時

明らかに花き業界はホームユースの時代に入りました。

大手生花店の日比谷花壇がホームユースへ大きく舵を切りました。更にユニクロなど異業種からの参入は明らかにその結果を出し始めています。
勿論従来のホームユースの担い手であったスーパーマーケットなどのチェーンストアはその勢いを緩めることはないでしょう。

これらの動きは全て消費者からの要請を真正面から受けての事です。この動きは昔からありましたが、販売者はスーパーマーケットだけの時代が続いてきました。それが異業種からの参入、サブスクを含め業界全体に広がりを見せ始めてきました。これらの動きは今後大きく成長することになるでしょう。

しかし、今後一層の成長を図るためには、いくつも解決しなければいけないことがあります。その中で重要なことは物流、生産に絞られるでしょう。物流面ではコールドチェーンの完成があります。ホームユースは品質が重要視されます。少なくとも加工、販売されるところまではコールドチェーンは完成していなくてはいけません。
更にホームユースに足る商品の生産が必要になります。大きくその基準を変えていくには生産者の協力がなくてはいけないと考えています。


いずれにせよ花も消費者の側からの大きな変化を求め始めています。

2021年05月07日(金)更新

ロンド(給水装置付き自動ラッピングマシーン)

これからの時期はバラ等の水揚げが多くなる時期です。

インパックのギフト用ブーケには水を400cc入れていますので夏場でも全く水切れの心配はありません。工場(国際フラワーロジスティクス:埼玉県入間市)から出荷するギフトブーケはほぼ翌日配達ですが、一定の割合で受け取りが出来ず着荷がその翌日になる場合があります。更に翌々日の配送地域もあります。従来は切花の場合翌々配送は出来ないのが普通でした。しかしインパックの水が入った包装形態であれば、翌々配達や翌日引き取りの場合でも鮮度を保ちお届けすることが出来ます。
この包装形態は自動ブーケマシーンでスパイラルブーケを作ったのち、水を入れるのと同時にラッピングまで一気に行うロンド(水充填自動包装機)を使用し作り上げていきます。

この機械は1時間に200~300程のブーケの包装を行うことが出来ます。これにより鮮度を保ったまま消費者の方々へブーケをお届けすることが出来ます。段ボールを倒したり、大きく傾けることで水が漏れることが考えられますが、絶対に横倒しをしないことを配送業者の方にお願いしています。

上記の事を毎回守ることで配送が1日伸びても安心して切花を送ることが可能となりました。母の日はロンドが大活躍しています。
 
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会社概要

2018年インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任 IPホールディングス株式会社(持株会社)設立 代表取締役に守重知量就任 2016年花の鮮度保持管理コンサルティング会社 フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社) 2014年東京オフィス本社移転...

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