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2025年04月30日(水)更新

お花をさらに身近にするために

家を早めに出て会社に向かいましたが明らかに車の数が少なく、世の中連休に入っていることに改めて気づきました。青空、車の少ない道路、さわやかな風、気持ちのいい朝でした。

インパックの仕事は北海道から沖縄までとなっています。更に貿易のメンバーは中国、東南アジアへ出かける機会が多くあります。明らかに広範囲です。先ほど読んだ雑誌にある地域密着の企業が紹介されていて、「あえてエリアを広げずサービスの行き届くビジネスを展開している」とありましたがインパックは正反対で、花業界の中でも新興の量販店が販売する花だけに焦点を絞りスリーブと機械でお仕事をさせ頂いています。この様な領域での仕事は自ずから全国を回ることになります。
結果的にインパックはマーケットボリュームの小さな市場を選ぶことになりました。この様に深堀をかけながら的を絞ってのビジネスは全国展開を行って初めてビジネスが成立します。インパックのビジネスの領域はスーパーマーケットの花売り場と言う事になります。
1店舗、1店舗は小さいのですがチェーン店の場合、数十店舗からグループでは1,000店舗を超える企業もあります。
インパックの仕事は、より具体的には花束加工工場がつつがなく稼働する事のお手伝いを行うこと、パッケージを更に良くして、少しでも花販売に弾みのつくことにすることが主な仕事となります。

しかし最も重要なことは、スーパーの花売り場をいかにして魅力のある店舗にするかです。それもスリーブを通して更に高度化させることと、機械についていえば更なる自動化を図り、より多くの商品を生み出すこと(生産性向上)が出来るようにするかです。これらを通してマーケットボリュームを更に上げていく事に尽きます
これらを追求するためにも、社員一人一人に力を付けていく努力を続けて参ります。
 

2025年04月28日(月)更新

能登へ行く

現在能登へ出かける時、ほぼ新幹線行くことになります。私は東京駅から参りますが、会社の皆さんは大宮から出かけます。大宮からの方が1時間ほど時間短縮になりますから社員の皆さんの方が正しいのですが、大宮乗り換えが最近少々つらくなってきました。特に夕方に着きますと、そこから先がかなり混雑していますので、私の場合そのまま東京へ行き車で会社もしくは家に帰ります。

もっとも新幹線のないころはほぼ飛行機でした。羽田から1時間です。羽田までの半分で着いてしまいます。そこからレンタカーで志賀町へ移動しました。コロナ前また私が良く利用したのは「のと里山空港」でしたここには乗り合いのタクシーがあり、予約していると工場まで連れて行ってくれます。この方法は今でも生きています。

前知事も機会あるごとにこの空港を利用するよう勧めていました。また知事ご自身もこの路線の利用をしていたようです。新幹線がすっかり東京への足となり、のと里山空港が忘れられることになりました。しかしそのままではまずい事情が県にはありました。それはのと里山空港へ行く飛行機の搭乗率です。ANAとの約束で確か6割を下回るとその分県が負担し、それを上回ると県に戻しがありました。県の負担は極力避けたかったからです。
前知事は当然それを御存じで東京に行く人たちに兎に角、新幹線めどは立っているので乗車はそこそこにして、のと里山空港の利用を呼び掛けていました。不便なのはのと里山空港までの道のりが金沢駅より遠い事です。それでも県の負担を減らすために皆さんのと里山空港を利用しました。
この空港は東京能登間午前・午後1便です。能登へ来られる旅行者のために条件はありますが、各市町が補助金の制度を持っています。出かける時は利用するのがいいと思います。

5月の連休明けには工場の外装も終わり、一連の工事が終了します。その日に合わせ出かけるつもりです。今回迄は新幹線とします。
 

2025年04月25日(金)更新

キングズデー~オランダナショナルデー-2

昨日のオランダ大使公邸で開催されたナショナルデーは大変華やかに行われました。

和太鼓のパフォーマンスや近くの中高生による吹奏楽の演奏もありいつになく素晴らしくにぎやかなナショナルデーでした。和太鼓の演奏は4名で行われましたが全員大使館の職員の女性が演奏されていました。よく見かける和太鼓の演奏者の身なりがありますが今回の皆さんはスカート姿でした。一体だれが演奏しているのかと思っていましたが日本人の職員の皆さんでした。よほど練習されたのでしょう。立派な演奏に会場から大きな拍手がわいていました。吹奏楽の皆さんはお揃いもオレンジのTシャツを着て日蘭両国の国家を演奏されていました。中・高生でした。これは近くで聴くと流石に迫力があり、こちらも大きな拍手が沸いていました。
大使のご挨拶もありました。更に外務省政務官のご挨拶が続きました。

ナショナルデーには毎年のように伺ってきましたが、太鼓や吹奏楽が入ったのはあまり覚えがありません。この様な事は恐らく大使のご意向が働くのかもしれません。
大使によりそれぞれの特徴があるようです。お話し好きの方は挨拶が大変長い時がありました。また、大使公邸を使用したくない方は外だけで行われました。今回の大使は公邸の中をすっかり綺麗にして我々を向かい入れてくれました。
この大使館ですが、神谷町などから参りますとかなり高いところにあります。今回は車で参りましたので随分楽をいたしましたが、歩く方はかなり大変です。大使館が出来た当初その場所から東京湾の海が見え、オランダ船を見て当時の職員の皆さんは大層喜んでいたそうです。また、大使館は上から見ると昔の出島の形をしています。扇を広げたような形です。伝統を形にしているようですが、何と言っても徳川家康から賜った御朱印が残っていることは大きな驚きです。
 

2025年04月24日(木)更新

キングズディ―

今日はオランダのナショナルデーとなっています。しかしオランダのナショナルデーは現国王(ウィレム・アレキサンダー)の誕生日ではありません。私の若いころからオランダではベアトリクス女王が国を代表する君主でしたが、この方の時代もオランダのナショナルデーは4月末でした。伺ったお話ではベアトリクスのお母様であるユリアナ女王の誕生日に合わせナショナルデーが設けられていたようです。その関係で4月末にナショナルデーとなっていましたが、今回の国王の誕生日は4月27日ですので今までのルールで決めた日でも現国王の誕生日がほぼ重なっている関係で矛盾はありません。

過去30年間でオランダの君主が来日されたのは2回だけです30年前はインパックの当時の社長(守重勝弘)が呼ばれました。ホテルオークラで女王主催の返礼のパーティーが行われましたが、この時はオランダからアムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団が同行し、晩さん会の前にサントリーで記念の演奏会が行われました。
つい10年ほど前は現国王が来日されましたが、場所はホテルオークラで国王主催の晩餐会が行われました。この時の演奏会は室内楽で弦楽四重奏の演奏が行われましたが、会場はオークラの中で行われました。この時は私が参りましたが、皇室からはほぼすべての方々がお越しになっていました。天皇・皇后両陛下、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻等皆さんがお揃いでした。
この時花関係では大田の磯村様、イノチオの石黒様にお会いしました。他にいらしたと思いますがこのお二人とはご挨拶するが出来ました。

今日はナショナルデーです。きっと多くの大使がお越しになります。アメリカのジョージ・グラス大使も参加されると思います。
 

2025年04月22日(火)更新

新種の数

一体どのくらいのお花の新種が出てくるのでしょう。随分前に岐阜大学の福井先生から1年間に出た赤いバラだけで50種類ほどあったとお話を伺ったことがあります。更にそこから品種ごとに新種が出て来ますので一年に一体どのくらいの新種が出てくるのでしょう。

国内では現在4万種の花が栽培され、更に毎年2.000~3,000種の新たな花が加わります。なんでもこの数は世界で一番なのだそうです。ほかにオランダを始め東アフリカ、コロンビア、エクアドル、アジア各国とみていくと手元にデータがありませんが、日本の数の倍はあるかも知れません。いずれにしろ4、5,000種類はあるかも知れません。日本の場合40,000種の花を栽培し、毎年2、3.000種の新種を投入しているわけですが、毎年この数字は変わりません。ということは毎年2、3.000種の花が消えていく事になります。
お花にとって新種は大事ですから毎年新たな品種が投入されます。しかし投入される花と同じ数の花が消えていく事になります。消えていくのは在来品種なのか、新種であるのか分かりませんが紛れもなく多くの花が新種として出て来ます。

前述した赤いバラの50種新種が出た時、先生は学生にバラの区別を聞いたそうですが、誰一人区別がつかなかったそうです。花の多くの新種はなかなか区別がつきません。だた花の咲き方、微妙な色の違いなどはこれから幾らでも出てくるでしょう。そうして様々な思惑がありましょうが、自然にいくつかの花が消え、いくつかの花が増えてくるのだと思います。
それにしても新種の開発力は日本が断トツの様ですが。素晴らしい事だと思います。
サントリーさんのサフィニアのように世界中で売れる花が生まれるといいですね。
 
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