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2026年02月18日(水)更新

式能

15日は国立能楽堂で式能が開催されました。私も一年ぶりに出かけていきました。私たちがあまり式能を知らないのは江戸を通して最も重要視されていた式能が暫く再開されずにいたからでしょう。それでも今年で66回目の開催となっていますから戦後15年目には式能が再開されていましたからご存じの方はいらしたのでしょう。一昨年も昨日も会場はいっぱいでした。朝10時開演、終わりが19時半ごろですからかなり長い時間を要します。

式能は江戸時代にこの演能形式が出来上がっています。幕府の公式な演能として毎年欠かさず行われていました。もっとも大事なことは「翁附」五番立と言われているところです。「翁」を必ず公演に先立ち行われています。翁はお能の原点の様なものです。お能が確立する前から演じられてきたものと思われます。現在でも大変大事に扱われています。翁のあとはお能が五番、狂言が四番交互につづき終了は夜8時近くになります。
今回の翁は金剛流のご宗家の二十六世金剛永謹が務め、続いて演じられた「高砂」ではご長男の金剛龍謹が演じられました。もっとも翁のあとは神様を扱ったお能が演じられることになっています。更に四流派の先生方がそれぞれお能を演じられました。最後の演目は「小鍛冶」でした。小鍛冶はアニメに扱われた関係で最近人気が出ているようです。作品としても優れていると思います。

お能が五流派、あとは狂言も大蔵流、和泉流が参加され全ても流派がそろっています。全てを1日に行われる式能は能、狂言を明日に続けるためにも重要なものだと思います。