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2017年03月22日(水)更新

バラは日持ちしない?

もっと花を広げたい! - 031 2017322日(水)

 

 バラは人気のある切花ですが、この15年ほどで消費量が極端に減ってしまいました。年間消費量で言えばこの間に約1億本のバラの減少が見られました。
 

 それにとって代わり、トルコギキョウ(ユーストマ)やラナンキュラスが台頭し、ついにバラが年間1億本の減少を見るに至りました。
 

 勿論バラ生産に対して熱心に取り組む人も数多くおられますが、それでも多くの数を減らしています。その原因は幾つかあるようです、ブライダルの場面でバラに変りダリヤ、トルコギキョウなどの大型で引き立つ花が利用されることが多くなりました。結果相対的にバラの減少につながっています。

 更にバラは日持ちしないイメージも強く一般生花店の店頭でもバラは積極的に売られる商品から次第に離れて来ました。
しかしバラは持たないイメージはイメージだけの事も多くあります。

 インパックはエチオピアのバラを入れていますが、今の時期、一ヶ月ほどの日持ちを見るバラもあり、
2週間、3週間は普通に見られます。バラの保管、物流が温度管理を行なっていけばバラは決して日持ちの短い花では有りません。