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2022年06月22日(水)更新

花とスポーツ

今月はスポーツ関係の方々とお会いする機会が多くありました。

東大フットボール部の三沢英生監督、専修大学相撲部の鎌田監督、明治大学サッカー部の栗田大輔監督、鎌田監督と同じ場所にいらした田中敬子さん(力道山の奥様)こんなにたくさんのスポーツ関係の方々と僅かの間にお会いしたのは初めての経験です。

私は以前からスポーツと花は親和性があると考えていました。大きなスポーツの大会でのディスプレイ、表彰台でのビクトリーブーケなど、更にはチームごとにチームカラーを持つのと同じ様にチームフラワーがあってもいいと考えています。
スポーツはこれから大きく変わると思います。今でも人気のあるスポーツは大きな資金が動き、簡単に放映権が取れない様になっています。様々な盛り上げ方もありますが、花を活用した方法もいくらでも考えられます。

昨日、先日お会いした関係で合宿場にわずかなお花を送りましたが、体の大きな選手が花瓶に水を入れたり花を飾る姿は素晴らしいと言われました。基本は個々人ですが、スポーツを一層盛り上げるには花は必需品となると考えています。
 

2022年06月20日(月)更新

準備


昨日、歌手佳山明生さんの歌を聞きに行きました。
つとに氷雨は有名で150万枚を販売したそうです。既に45年は立っていますが誰も忘れていません。同じ歌を日野美香さんが歌い300万枚の販売があり、お二人で500万枚近い販売があったビッグヒットです。

佳山さんの歌や話を聞き感心するのは常にお客さんの事を考え、話し、歌っている点です。昨日も笑いっぱなしでした。ステージの最中に本人や仲のいい人に奥様から電話が入り、お酒を飲ませないでほしいなどといった話も全て笑い話しにしています。
兎に角飽きさせないのです。また、実に良い歌が多いのです。

しかし、ステージの始まるまえ、彼は入念に準備をしています。彼がいつも持つノートは何かが書かれ、いつもそれを見ています。おそらくネタ本なのでしょう。彼の面白さはその準備があっての事でした。素晴らしいと思います。

 

2022年06月17日(金)更新

明月庵 田中屋

一度は食べに行きたい店がありました。環状七号線の練馬の豊玉付近の外回り側に大きな看板を掲げていたお蕎麦屋さん、練馬 田中屋です。

30年以上昔の話です。お蕎麦の関係する雑誌には必ず登場する名店でありました。環七を通るたび寄りたいと思いまながら、ついに立ち寄ることが出来ませんでした。そのうち田中屋さんはなくなってしまいました。

昨日は、親しい先輩の方に明月庵田中屋銀座本店へお連れ頂きました。ここに明月庵があるとは知りませんでした。今では外食大手のグループになっているようです。つまみが豊富にあり、蕎麦もおいしくいただきました。朱塗りの器も立派でした。

昨晩は長年の夢が実現しました。銀座の他、池袋などにあるようです。
 

2022年06月16日(木)更新

一気に変わる?

今から20年ほど前、ヨーロッパの通貨が各国独自の通貨からユーロに一本化されました。
インパックが最も親しくしている国は当時も今もオランダです。15世紀から2002年までオランダではギルダーが使われていましたが、ある時オランダに行ってびっくりしたことがありました。1ギルダーは大体65円が平均でありました。1ユーロは130円ということになりました。

しかし実際には1ギルダー 1ユーロとなっていました。この年ホテルもレストランもどこも大げさに言うとすべての物価が倍に跳ね上がっていました。今まで7,000円くらいで止まれたホテルは13,000円にはね上がり、昼食も最低2,000円出さないと食べることが出来なくなりました。

少し大げさに言うと、この年一気に物価が倍になった気がしました。オランダの有名な店舗の並ぶ商店街もローカルの店は廃業し、誰でも知るブランドショップに切り替わったのもその頃です。それまでのオランダは物価が安く済みやすい国でしたが、ユーロになったのを機にすべてが変わりました。


今の日本も住みやすかった頃のオランダの状況に似ています。何かを機に一気に変わることも考えられます。
 

2022年06月14日(火)更新

プラスチック再生

昨日社内で、ある勉強会がありました。昔から親しくさせて頂いている小國盛稔先生を講師にお迎えしています。先生は45年ほど前、プラスチックフィルムの加工メーカーとして有名な藤森工業の課長時代からお付き合いのある方です。その後、研究所を経てフジモリプラケミカルの社長、藤森工業の取締役を歴任され、現在は社団法人日本食品包装協会の専務理事をお務めになっています。また食品包装関連の雑誌などを見ると、あちこちに先生の名前を見ることが出来ます。大変有名な方です。

基本インパックの幹部の皆さんにもっと包装の事を知っていただくために開いている勉強会ですが、私が長い間分からなかったことが昨日の会で氷解いたしました。
ポリエチレンやポリプロピレン単体や、最も有名なところではペットボトルなどは同じ材質の為、再生化がかなり進んでいます。しかし食品の包装材料であるラミネートなどの材はいかにして再生するのか分かっていまませんでした。
先生の話では、今後はできるだけモノマテリアル化を進め、ポリエチレン単体、ポロプロピレン単体にしていくとのです。いろいろな材質のフィルムを混ぜないことです。しかしラミネートフィルの中には簡単にいかない例が沢山あります。しかし、ここに透明蒸着の技術が生かされることになります。アルミナ蒸着、酸化ケイ素蒸着を行うことで、ガス透過性を一気に向上させ食品の酸化を防ぐことが出来ます。つまり食品保存には酸素の透過性を一桁台にする必要があります。(PE、PPなどは4桁)従来PVDC〈ポリ塩化ビニリデン〉系にフィルムやコーティングを活用し酸化防止策を行ってきました。しかし透明蒸着が主体となると、高級フィルムを使わずとも一般フィルム(PE,PP等)に透明蒸着を施すことで酸化を防ぐことになり、更にモノマテリアルとして再生化がグッと身近なものになってきます。

一方、昔からのプラスチックの再生の原則は「油化」と言われています。この数十年油化は良いと分かっていても国家としては進めていませんでした。油化のいい点はエチレンを作る工程と同じです。つまり再生するプラスチックを油化することで、いきなりエチレンを作り、そこから様々なプラスチックを作り上げていくことになります。CO2の発生も少なくて済みます。

今後のプラスチック加工は極力モノマテリアル化させる、更に油化に向かって業界を挙げて努力する。この道筋が良いようです。今回の勉強会で数十年不明だったことが分かりました。
 
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