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2024年04月16日(火)更新

母の日

現在、多くの生花店は母の日に向かいまっしぐらです。同じ花を扱う場所として量販店の花売り場がありますが、こちらは店売りと共にカタログ販売に力を入れています。量販店を中心に母の日を大きなイベントとしてとらえているお店はおのずから力が入ってきます。スタートは母の日が終わった後に来年の母にセールが始まっていると言っていいでしょう。

切り花以外で母の日の商品として衣料品があった時期もありました。それ故、昔からデパートなどはその一端を担ってきました。今ではお菓子をはじめ食べ物がギフトに利用されています。確かに花業界はこの日のために大きな努力をされていますが、他の業界も様々な努力を繰り返されてきました。
また、日比谷花壇さんなどは花とお菓子などのセットを昔から企画してきました。更にデパートでは高島屋さん等が熱心に企画を立て、利用する側としてはうれしい限りです。

私個人ですが、母は既におりません。少々変ですが今年は10名ほどにお花を贈ります。家内、孫が大きくなった娘三人、それと昔の友人たちです。娘や古い友人たちみんな母親になってもらっています。
 

2024年04月15日(月)更新

高遠の桜、新宿の菊

昨日兄の家に寄ったところ、義姉から沢山高遠の桜の話しを聞かせてもらいました。規模の点でも国内で有数な事、また高遠には関西からも関東からも見学者が多く人で一杯になる事、更に駐車場がないため、道路の混むことなどでした。そんな話を聞かせてもらいましたが、これではいきたくは成りますが、実質無理ということになります。義姉は南信生まれですから昔から出かけていたようです。
確か高遠は内藤家の居城だったと思いますが。新宿にある内藤新宿(新宿御苑)も確か内藤家の江戸屋敷跡だと聞いています。ここにも多くの樹木があり、特に八重の桜が有名です。同じ主の持ち物であったためでしょうか、素晴らしい景色を今日に残しています。確か新宿御苑には農水省の事務所もあったかもしれません。立派な庭も有り、これらを守ることにも意味を感じていたのでしょう。更に新宿御苑は、秋は秋で菊祭りが有名です。広い庭の何カ所も菊の鉢植えを飾り、秋の名所となっています。尤も優れているのは江戸時代から一本の菊の苗から大輪の菊を1,000輪咲かす技術を今に伝えています。巨大な円錐の形ですかららせん状に茎を回しているのでしょう。素晴らしい限りです。

尤も私はまだ、1,000輪の菊は見ていません。出かけた年の菊は500輪でした。それは半円形に仕立てた作品でした。ちょうど半分の菊が見事に咲いていました。この半円が丸くなる1,000輪になるのだと感心しながら見ていました。
伝統的に内藤家は特別に腕のいい職人の方々が揃っていたのでしょうが、桜と言い菊と言い素晴らしいものだらけです。
 

2024年04月12日(金)更新

母の日の対応

母の日は生花店にとって最も重要なイベントとなります。インパックも一昨年までは長時間で対応してきました。JFMAでは一昨日母の日の「決起集会」ZOOM開催を会員各社で行われていました。今回は欠席いたしましたが、皆さんからの闊達なご意見があったようです。事前の話し合いは大変有効です。

各社、コンセプト作り、具体的な商品まで用意され当日を迎えるだけになっています。今最後のところです。今の段階で準備が完了していることは素晴らしいと思います。インパックも全国の御得意先様との間で様々お話し合いが行われ、あとは数量だけになってきました。

昨日ある会社に母の日のチラシを送ってほしいと頼みましたが、格別用意はなく、母の日を
特別な日と捉えていないとのご返事でした。ギフトを中心に高額商品を扱う会社としては異例中の異例です。しかし考えてみると母の日セールに参加しないということはある意味で正しい判断かもしれません。母の日明け病気で休む人もいます。病気でなくとも体調を崩す人もいます。更に言えば亡くなる方もいました。
どこかに無理があるのでしょう。より健全な計画と実行が必要です。その意味で最初から参加しないと決めることもいい結論だと思いますが、広がらないようにして欲しいです。
恐らく先ほどの会社は母の日をあてにしなくても利益目標は達成しているのでしょう。

2024年04月11日(木)更新

日本農業賞受賞

昨日、1年ぶりでしょうかJFMA(日本フローラルマーケティング協会)のイブニングセミナーが開催され、参加してまいりました。その前には理事会やアフタヌーンセミナーがあり、午後から夜にかけ終日会議などが行われていました。私は別件があり、夜の会に参加しました。
前回の参加者数が8名と聞き、久しぶりに参加することにいたしました。14名の理事の方々が参加され、様々話し合いが出来ました。やはりここには来なくてはだめだと深く反省いたしました。この日は会長の小川先生(法政大学名誉教授)スミザースオアシスの道田社長はじめ、理事の皆さんが顔をそろえていました。中でも会津から参加の菅家博昭さんにお会いできたことはうれしい限りでした。席が少々離れお話ができませんでしたが、それでもいつものお人柄に触れることが出来ました。

日本農業賞というのがあります。優れた農業者や団体に与えられる価値のある大きな賞です。菅家さんの参加する福島県昭和村のJAよつば かすみ草部会が受賞されました。菅家さんは昭和村の昔はたばこ生産が多かった地域にかすみ草の栽培を始めました。会津若松から出かけると昭和村に入るあたりからかすみ草栽培のハウスがあちこちで見られます。菅家さんは現在かすみ草栽培を日本でも有数な産地にされました。勿論菅家さんに協力された多くの生産者の方々がおられました。
私も何度か昭和村へ参りましたが、最も印象深いのは昭和村での「かすみ草サミット」でした。国内産地、海外の種苗会社からの参加がありました。国際会議でした。この会議の運営には村内の生産者の皆さんが担当されていました。今でも思い出深いサミットでした。
 

2024年04月10日(水)更新

園児の作るミニ観葉

来月には母の日がやってきます。
この日ばかりは生花店の店頭は母の一色になります。量販店でもカタログ販売もありますが、店頭売りも数多くあります。

市内の保育園では母の日に合わせチャコプランツを作り、お母さんにお贈りする企画を立てています。確かにチャコプランツの制作は園児の皆さんにも簡単に出来ると思います。ガラスとチャコボール、苗を用意すれば、後は水だけす。経験的には大人でしたら5分ほどの時間で大丈夫です。

園児の皆さんが先生方のご指導の下、容器を持ちその中に半分ほどチャコボールを入れ苗を指して、再度チャコボールを入れ仕上がりとなります。あとは水を入れるだけとなります。
育てる過程でだめになることはほぼ無いでしょう。100%活着します。
お母さんに差し上げる時、きっとお母さんたちは驚かれます。切り花のプレゼントは何度もあったでしょうが、鉢植えのプレゼントは少ないと思います。まして、子供の作った鉢植えのミニ観葉です。どこに飾ってもおかしくありません。

大事に育って欲しいと考えています。
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