大きくする 標準 小さくする

2011年01月21日(金)更新

今日からオランダ!

We are Flower People “今日からオランダ“ 2011.0117(金)

このところ毎月オランダへ出掛けています。
本当は昨日から法政の経営大学院の小川先生を会長を務めるJFMA
(日本フラワーマーケティング協会)の研修旅行でエチオピアへ行
く予定でしたが毎年定点観測を行う、パリのメゾンオブジェとドイ
ツ・エッセンのIPM(INTERNATIONAL PLANTS MESSE)が同
日開催されている関係で、私はオランダの仕事を兼ね、ヨーロッパ
を選びました。アフリカはJFAMの初めてのツアーであり小川会長、
松島専務を始め青フラの井上さん、クリザールの海下氏、大阪から
バラ園の金岡氏等15名を超える大きなグループになったようです。
また同じ時期に農水省の花き振興室の佐分利室長がアメリカ、コロ
ンビアへ出掛けていますので来週末はアフリカ、コロンビア、ア
メリカ、オランダ、フランス、ドイツなどほぼ世界の巨大な生産地
と主な消費国の話が出来る事になります。
私は花の世界で標準機となる自動グレーディングマシーンのメーカ
ーとの業務提携や、花の品質管理の標準を作り出そうとしているベ
ンチャー企業の社長との協議があり、この二点の協議は今後の花産
業の基盤作りに大事な事になると考えています。グレーディングマ
シーンは昨年オランダの花産業のアワードで準優勝、更に品質管理
の企業は同じくオランダのベンチャー企業を表彰するアワードで二
番目の受賞をされニュースになっていました。
インパックが両社のとの協議に参加する事はとても重要なことと認
識しています。
以上二点の事柄が重要なのは世界の消費地(アメリカ・ヨーロッパ・
日本)が調達する花の産地が世界に及ぶ事に起因します。東京、パリ
、ロンドン、NYなど世界の消費地から花を購入する際、赤いバラの
「A」といったとき、アフリカでも、中国でも。コロンビア、エクア
ドルでも同じ花が送られて来る必要があります。従来それらが出来
なかったのですが、グレーディングの方法が一つになることと、品
質管理が完成することでバイヤーは入荷するまで心配する必要がな
くなる事になるでしょう。 
勿論、簡単に行かない事は承知していますが時間をかけて目標に向
かっていく事が可能になってきます。             
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